2026年3月16日(月)から3月22日(日)までの自転車関連のニュースをまとめました!
- 自転車の注目話題・新製品等のニュース
- ミラノ~サンレモ 2026 落車を乗り越えタデイ・ポガチャル初勝利
- Factor、ブガッティとのコラボバイクBugatti Factor ONEを発表
- Factor、OSTRO VAM 2.0に新色追加
- PINARELLO、FシリーズとXシリーズの価格を安価に改定
- MMR、新型エアロロードAELIONを発表
- Otso Cycles、スチール製オールロードバイクに新色追加
- FULCRUM、新型グラベルホイールSharq GR & Soniq GRを発表
- FASTEN、前後完全互換のホイールを発表
- GIANT、エアロジャージ「Voltra」をリリース
- Fizik、女性向けの新型ロードシューズLyraを発表
- Giro、全天候型ロードシューズImperial II ASを発表
- 自転車関連の法改正・規制に関するニュース
- 自転車関連の事件・事故に関するニュース
- ロードバイク関連ニュース
- MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース
- シティサイクル・ママチャリ・電アシなどのニュース
- 来週26年3月23日(月)~3月29日(日)で注目の自転車関連イベント
自転車の注目話題・新製品等のニュース
ミラノ~サンレモ 2026 落車を乗り越えタデイ・ポガチャル初勝利
イタリアに春を告げるミラノ〜サンレモが2026年3月21日に開催されました。タデイ・ポガチャル選手は残り約30km地点で落車し一時は絶望視されましたが、執念の走りで集団に復帰。ポッジオでのアタックで優勝最有力候補のマチュー・ファンデルプールを置き去りにし、最後はトーマス・ピドコック選手との一騎打ちを僅差で制し、悲願の初優勝を飾りました。これでモニュメント全制覇まで残すはパリ〜ルーベのみとなり、世界王者の強さを改めて証明しました。
関連リンク:世界の主要なロードレースまとめ①~モニュメント:ミラノ~サンレモ~
関連リンク:ミラノ~サンレモ 2026 ~現実が弱虫ペダルを超えた日~
Factor、ブガッティとのコラボバイクBugatti Factor ONEを発表
英Factorは、仏ハイパーカーブランドのブガッティと提携し、世界限定250台の超高級ロードバイクを発表しました。ベースとなるのは同社のエアロロード「ONE」ですが、UCI規定を度外視した専用設計のフロントフォークを採用し、極限の空力性能を追求しています。国内税込価格は418万円で、各部に専用ロゴや素材が配された、まさに走る芸術品と呼べる一台です。
Factor、OSTRO VAM 2.0に新色追加
Factorの軽量エアロロード、オストロVAM 2.0に新たな2つのカラーバリエーションが追加されました。今回発表されたのは、シルバーとホワイトのグラデーションが美しいアークティッククロームと、赤土色を基調とした情熱的なテラコッタオレンジです。洗練されたデザインと高い走行性能を両立した新色は、国内税込価格89万5400円から展開され、多くの注目を集めています。
PINARELLO、FシリーズとXシリーズの価格を安価に改定
ピナレロジャパンは、2026年3月19日よりロードバイクのFシリーズおよびXシリーズの一部モデルを対象とした価格改定を実施しました。今回の改定では最大15%の値下げが行われ、人気のX1(105メカニカル仕様)が43万円から36万5500円へと大幅に改定されるなど、全体的に約10万から20万円ほど安価になりました。
MMR、新型エアロロードAELIONを発表
スペイン発のレーシングブランドMMRが、2026年3月18日に新型エアロロード「エイリオン」シリーズを発表しました。上位モデルのエイリオンSLは、高品質なカーボン素材により軽量性と剛性を高次元で両立しています。全7グレードの幅広い展開が特徴で、シマノやスラムの最新コンポーネントを搭載し、完成車価格は約36万円から173万円超まで多岐にわたります。
Otso Cycles、スチール製オールロードバイクに新色追加
アメリカのオッツォ・サイクルズは、スチール製オールロードバイク「ワラキン」に2026年モデルとして新色のセージとラベンダーを追加しました。このモデルは独自のドロップアウトシステムにより、走行シーンに合わせてジオメトリを調整できるのが特徴です。新色は落ち着いたトーンでまとめられており、フレームセット価格は30万2500円、完成車は46万2000円から展開されています。
FULCRUM、新型グラベルホイールSharq GR & Soniq GRを発表
フルクラムは、最新のグラベルレースに特化したカーボンホイール「シャークGR」と「ソニックGR」を発表しました。両モデルとも、47mmから50mmのワイドタイヤに最適化された30mmの内幅を持つ独自のウェーブ形状リムを採用しています。最上位のシャークGRは1,550gで税込42万6800円、セカンドグレードのソニックGRは1,695gで税込32万100円。オフロードでの空力と安定性を極限まで追求した意欲作です。
FASTEN、前後完全互換のホイールを発表
イタリアの新興ブランドFASTENは、前後で完全に互換性を持つ画期的なホイールシステム「SWS」を搭載したバイクの予約を開始しました。このシステムはカセットスプロケットとブレーキローターをフレーム側に固定するため、ハブ本体を共通化できるのが最大の特徴です。これにより、パンク時などに前後のホイールを入れ替えて使用することが可能となり、ホイール交換の常識を覆す利便性を実現しています。
GIANT、エアロジャージ「Voltra」をリリース
ジャイアントは、新型プロペルの発売に合わせて最新のエアロジャージ「ヴォルトラ」をリリースしました。袖や肩、首の後部に凸型のエアロダイナミックチャネルを配置することで、走行中の気流を整え空気抵抗を最小限に抑える設計が特徴です。ビブショーツとの段差を排除したフロントヘムなど、細部まで空力性能が追求されています。半袖モデルは税込1万9800円で展開されています。
Fizik、女性向けの新型ロードシューズLyraを発表
フィジークは、女性ライダー向けに専用設計された新型ロードシューズ「ライラ」を発表しました。このモデルは、女性の足の解剖学的特徴に基づき、ボリュームを抑えたラストを採用しているのが特徴です。剛性指数6のカーボン強化ナイロンアウトソールを搭載し、優れたパワー伝達と快適性を両立しています。シングルBOAダイヤルによる確実なフィット感を実現し、国内税込価格は2万7000円で展開されています。
Giro、全天候型ロードシューズImperial II ASを発表
ジロは、旗艦モデルをベースとした全天候型ロードシューズ「インペリアルII AS」を発表しました。このモデルは、独自の防水透湿素材をアッパーに採用し、雨天や寒冷な環境でも足元をドライで快適に保つ設計が特徴です。軽量なイーストン製カーボンソールを継承し、高いパワー伝達性能と天候への適応力を両立しています。国内税込価格は6万6000円で、過酷な状況を走るライダーの一助となります。
自転車関連の法改正・規制に関するニュース
4月1日新ルール 車が自転車を追い抜く際は「少なくとも1メートル」確保の目安を周知
4月1日に施行される改正道路交通法では、自動車などが自転車などの右側を通過する際、「十分な間隔」を保つか、「間隔に応じた安全な速度」で走行することが求められます。報道で強調される「少なくとも1メートル」は運用上の目安であり、条文に一律の数値が明記されたわけではありません。狭い道路では無理に追い抜かず、十分に減速する対応が重要になります。
4月1日開始の自転車青切符制度を見据え高額賠償リスクへの備えにも関心
4月1日に自転車の青切符制度が始まるのを前に、自転車事故で高額な賠償責任が生じる可能性への関心も高まっています。自転車は軽車両として扱われ、違反対策の強化とあわせて、損害賠償責任保険など備えの重要性が改めて意識される動きです。
自転車関連の事件・事故に関するニュース
3月16日 松山の国道交差点で自転車の女性が軽乗用車にはねられ重体 運転の男を現行犯逮捕
松山市鴨川の国道196号の信号機がある交差点で、軽乗用車が自転車と衝突し、自転車に乗っていた48歳の女性が頭を強く打って意識不明の重体となりました。警察は軽乗用車を運転していた57歳の男を過失運転致傷の現行犯で逮捕し、詳しい状況を調べています。
3月20日 愛知・一宮で自転車3台をはねて2人に重軽傷 ひき逃げ容疑で男を逮捕
愛知県一宮市で自転車3台を車ではね、2人に重軽傷を負わせたまま逃走した疑いで、26歳の男が逮捕されました。事故は3月13日夜、信号のない交差点で発生し、20代の男性3人が巻き込まれ、うち1人が重傷、1人が軽傷を負いました。警察は防犯カメラ映像などをもとに経緯を調べています。
3月20日 福岡市で自転車同士の事故から酒気帯び発覚 62歳の男を現行犯逮捕
福岡市東区の歩道で自転車同士が接触する事故があり、駆け付けた警察が一方の男性を調べたところ、呼気から基準値の6倍を超えるアルコールが検出されました。62歳の男は酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕されましたが、「自転車を押していただけ」と容疑を否認しています。
3月22日 静岡・三島で酒気帯び運転の車が自転車に追突か 男を逮捕
3月22日未明、静岡県三島市で酒気帯び運転の車が前を走っていた自転車に後ろから追突したとみられる事故があり、警察は53歳の男を酒気帯び運転の疑いで逮捕しました。自転車に乗っていた男性は腰などに軽いけがをしました。警察が事故の状況を詳しく調べています。
3月22日 大阪・堺の踏切で列車が線路上の自転車と接触 放置した人物を列車往来危険容疑で捜査
3月22日未明、大阪府堺市北区の踏切内に放置されていた自転車と列車が接触する事故がありました。自転車に人は乗っておらず、乗客や乗員にけがはありませんでした。警察は、防犯カメラの映像などから自転車を踏切内に置いて立ち去った人物がいるとみて、列車往来危険の疑いで行方を追っています。
ロードバイク関連ニュース
ミラノ~トリノ 2026、優勝はトム・ピドコック
3月18日に開催された伝統のワンデーレース、ミラノ~トリノ2026にて、トム・ピドコック選手が圧巻の勝利を挙げました。名門スペルガの登りを舞台にした今大会は、節目の150周年という記念すべき開催となりました。ピドコック選手は、トビアス・ヨハンネセン選手やプリモシュ・ログリッチ選手との激戦を制し、週末のミラノ~サンレモに向けて大きな弾みをつける結果となりました。
INEOS Grenadiers、メインスポンサーにデンマークのITコンサルティング企業が加入
英国の強豪イネオス・グレナディアスは、デンマークの大手IT企業ネットカンパニーと5年間のタイトルスポンサー契約を締結しました。同社は欧州全域で公共・民間向けのデジタル改革を担う、欧州版アクセンチュアとも呼べる成長企業で、総額約1億ユーロという大型契約により、チーム名の刷新も予定されています。データ分析による戦略強化で、ポガチャル選手ら擁するライバルチームへの対抗と王座奪還を目指します。
Shimano、クランクのリコールで1150万ドルの民事制裁金を支払うことに合意
シマノは、北米市場でのロードバイク用クランクのリコール問題を巡り、米国消費者製品安全委員会に対して1150万ドルの民事制裁金を支払うことで合意しました。同社は製品の不具合による事故の報告を迅速に行わなかったと指摘されており、今回の支払いはその責任を認めた形となります。安全性確保に向けた企業の姿勢が改めて問われる、自転車業界にとって極めて深刻なニュースです。
MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース
パナレーサーがグラベルキング2026リミテッドカラー発売 700×50Cを含む全24アイテム展開
パナレーサーは3月20日、グラベルキングの2026リミテッドカラーエディションを発売しました。カラーは「ブリティッシュレーシンググリーン」と「サクラ」の2色で、限定カラーでは初となる700×50Cを含む全24アイテムを展開します。価格はすべて税込参考6,600円です。
米国の主要グラベルレース「ミッドサウス・グラベル」で新世代の台頭が話題に
米国オクラホマ州で3月13日に行われた主要グラベルレース「ミッドサウス・グラベル」は、男子エリートが3人によるスプリント決着となり、24歳の新鋭が制しました。若い世代同士の争いが終盤まで続き、海外メディアではグラベル界の世代交代を印象づける一戦として報じられています。
ジャパン・マウンテンバイク・カップ2026 XCC 中国勢が男女制覇、日本勢は男子3位が最高位
伊豆市で開催されたジャパン・マウンテンバイク・カップ2026のショートコース競技にて、中国勢が圧倒的な強さを見せました。男子はユアン・ジンウェイ選手が接戦を制し、女子はリャン・ジェンラン選手を筆頭に中国勢がトップ5を独占する完勝を収めました。日本勢は、男子エリートで沢田時選手が粘りの走りで3位に入賞し、意地を見せましたが、男女ともに中国勢の勢いに屈する結果となりました。
シティサイクル・ママチャリ・電アシなどのニュース
ガソリン高騰で自転車需要が急伸 北海道では売り上げが前年の約5倍との声も
北海道ではガソリン価格の高騰を背景に、自転車への乗り換え需要が強まっています。3月18日の報道では、道内のレギュラーガソリン平均価格が1リットル190円に達する中、ホームセンターで自転車の売り上げが前年の約5倍になったとの声も紹介されました。価格を抑えた電動アシスト自転車にも関心が集まっています。
岡山市のシェアサイクル「ももちゃり」全面刷新 全車電動アシスト化で71ポート体制に
3月18日、岡山市のシェアサイクル「ももちゃり」が全面リニューアルされ、全車が電動アシスト付きとなりました。ポート数は従来の35か所から71か所に増え、運用台数は500台で開始しています。スマートフォンで利用登録から貸出、決済まで完結できる新システムも導入され、利便性が大きく向上しました。
来週26年3月23日(月)~3月29日(日)で注目の自転車関連イベント
3月23日~29日 ボルタ・ア・カタルーニャ開催
スペインのカタルーニャ地方を舞台にした伝統のステージレース「ボルタ・ア・カタルーニャ」が、2026年3月23日から29日までの7日間にわたり開催されます。総走行距離は約1081kmで、前半は地中海沿岸の平坦路が続きますが、後半にはピレネー山脈の険しい山岳ステージが待ち構えています。100年以上の歴史を誇る今大会も、世界トップクラスのクライマーたちが総合優勝を懸けて激突します。
3月27日 E3サクソクラシック開催
ベルギーのフランダース地方で3月27日、北のクラシックの前哨戦として名高いE3サクソ・クラシックが開催されます。石畳の難所であるパテルベルグやオウデ・クワレモントを含む全17カ所の峠が設定された208.5kmの過酷なコースが舞台です。翌週のロンド・ファン・フラーンデレンと重なる区間が多く、頂点を狙う有力選手たちの仕上がりを占う上で、最も重要視されるワンデーレースです。
3月29日 ヘント〜ウェヴェルヘム開催
ベルギーで3月29日、伝統の「ヘント〜ウェヴェルヘム」が開催されます。今大会から名称が「イン・フランダーズ・フィールズ」へと刷新され、ミデルケルケからウェヴェルヘムを目指す新コースが採用されます。名物の激坂ケンメルベルグや未舗装路区間が勝負を分けますが、最後は集団スプリントになることも多く、強風や石畳への対応力、そして爆発的なスピードが勝利への鍵となります。
3月25日~31日 アジア自転車競技選手権大会 トラック開催
アジア自転車競技選手権大会のトラック競技が、2026年3月25日から31日までフィリピンのタガイタイで開催されます。新設されたタガイタイ・シティ・ベロドロームを舞台に、アジアの頂点を懸けた熱い戦いが繰り広げられます。日本からは佐藤水菜選手や中野慎詞選手ら実力者が派遣され、10月の世界選手権出場権獲得を目指します。五輪に向けたポイント争いも始まる、重要な一戦となります。


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