【2025年版】ロードバイク格付けランキング【Tier F】

格付けTier表

2025年版ロードバイク格付け【Fランク】は、“ロード風バイク”の代名詞。スポーツバイク界隈では最底辺とされつつも、誰もが一度は目にしたことがある定番ジャンルだ。

価格帯は2〜4万円前後で、ネット通販や量販店で手軽に入手可能。完成車なのにスタンドやベルまで標準装備され、「最初から全部入り」というお得感を演出している。

見た目だけはそれっぽいが、実際は重量級で走行性能はママチャリに近く、部品もノーブランド中心。ガチ勢の視線を浴びれば一瞬で正体を見抜かれるのが宿命だ。

しかし通勤・通学や街乗りなら十分で、盗難リスクを考えればむしろ理にかなった選択。チャリカス的には黒歴史確定枠だが、「ここから始めたんだよね」と語れる入口として、ロード沼に誘う役割を担っている。

ロードバイク格付けTier Fランクの立ち位置

2025年版ロードバイク格付けの最底辺Tier Fランク
格付けとしては「逆にもうネタとしてドヤりたいわ」ってところ。

Fランクはもう誰もが一度は目にしたことがあるであろう、いわゆる「ルック車」と呼ばれるジャンルです。

Amazon楽天で簡単に買え、価格は2〜4万円台スタンドが標準装備で、最先端テクノロジーによる自立型ロードバイクが揃うという、ある意味唯一無二の存在感を放っています。

見た目はロードバイクっぽいけれど、重量ママチャリと同レベル、パーツも謎ブランド多数。ガチ勢からは「それロードじゃなくて“ロード風”ね」と切り捨てられるのがお約束です。

しかし一方で「ちょっと乗ってみたい」という異様な魔力があるのも事実。

通勤や通学で軽く使う分には十分で、むしろ盗難リスクを考えるとこの価格帯が最強ともいえますが、乗り捨て盗難においては格好の餌食

チャリカス的に言えば自転車沼に落ちる前に一度は跨ってみたい、そんな黒歴史枠。それがFランクです。

Tier総合 最下位65位 嗚呼、素晴らしき哉、ルック車

ルック車とは「ロードバイク風に見える自転車」の総称で、スポーツサイクル界隈ではやや揶揄的に使われる言葉です。

見た目はドロップハンドル、細身のフレーム、複数段変速など本格的なロードバイクに似せていますが、中身は量販店やネット通販で売られる低価格仕様

かつてルック車は「中華製だからフレームの溶接が甘くて危険」「品質が悪いから安全性が不安」などと言われていたが、ローディーの偏見的な部分が大きいです。

実際の事故要因は、ほとんどが「整備不良(ブレーキ調整不足、ボルト緩み)」「無理な乗り方」「サイズ不適合」などユーザー側の使い方に起因するものが多く、S~Eランクのバイクでも整備不良なら十分、起こり得るものです。

またルック車の定義としてはSTIレバーじゃない、コンポは良くてTourney補助ブレーキが付くなどの特徴があったが、今はSTIが付き、CLARIS仕様のルック車もあるよう。

2〜4万円台が相場で、重量は10kg台後半から20kg超え、ホイールやパーツは汎用品や無名ブランドが多く、ブレーキはロード用ではなくVブレーキやキャリパーもどきが付いていたりします。

特徴的なのは大抵スタンド付きという点で、「自立するロード(?)」としてネタにされがちです。

ガチのローディーからは「ロードバイクではなく“ロードっぽい自転車”」と見なされ、格付けでは最底辺のFランク扱い。

それでも安価で見た目がスポーティなので、通勤・通学や街乗りには十分使えますし、「ロードバイクを試してみたいけど高いのは買えない」という層には入り口として機能しています。

チャリカス的に言えば“黒歴史確定アイテム”ですが、自転車沼の入口を飾る定番でもあるのです。

ルック車の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性評価不能
実績評価不能
ブランド人気評価不能
希少性評価不能
羨望性評価不能
合計評価不能

代表的なルック車のメーカー・ブランド解説

21Technology(21テクノロジー)

21Technologyは、ルック車界隈の王道とも言える存在です。Amazonや楽天で圧倒的なレビュー数を誇り、その数たるやもはや自演を疑われるレベル。ロードバイクデビューを驚異の2〜3万円台で叶えてくれる救世主。ドロップハンドルなど外観は本格派、しかも最初からスタンド付きという“日常使いの利便性”まで兼ね備えた究極の一台です。重厚なフレーム耐久性抜群で、盗難リスクも気にせずガシガシ使える安心感。初心者が「まずロードに乗ってみたい!」と思ったときに、最初の夢をカタチにしてくれるブランド、それが21Technologyです。

SPEED WORLD(スピードワイルド)

SPEED WORLDは、その名の通り「スピードの世界」を誰でも気軽に体験できる夢のブランドです。でもなぜかフレームのロゴはTRIGGER。価格は2〜4万円台と超リーズナブルながら、見た目はプロツアー仕様さながら。Amazonでポチるだけで、自宅に届いた瞬間から“レーサー気分”を味わえます。しかも大抵はスタンド標準装備で、通勤・通学から週末ライドまで幅広く対応。重量感あるフレームはむしろ安定感に直結し、初心者でも安心して走れる仕様です。ロードバイクの敷居を一気に下げ、誰にでも「サイクリストデビュー」のきっかけを与える存在──それがSPEED WORLDです。

GRAPHIS(グラフィス)

GRAPHISは「手軽にロード気分を味わいたい」という人にまさにピッタリのブランドです。2〜3万円台という驚きの価格ながら、ブラック基調に白いロゴが映えるフレームはシックで大人っぽい雰囲気を演出。写真のようにホイールのリムにまで「Tiamo」とデザインが入っており、まるでオリジナルカスタムを施したかのようなおしゃれ感があります。ドロップハンドル、細身のシルエット、スポーティなタイヤと、街中を走れば「おっ、本格派?」と一瞬勘違いされるほどの存在感。さらにスタンド付きで実用性も抜群なので、通勤・通学や街乗りにこれほど適した“万能ルック車”はなかなかありません。GRAPHISは、初めてのロード体験にワクワクを添えてくれる、入門ロードの隠れた名ブランドです。

ALTAGE(アルテージ)

ALTAGEは“シンプル・イズ・ベスト”を体現するブランドです。ブラックのフレームにホワイトリムというモノトーンの組み合わせは、シックでありながらどこか都会的。無駄のない直線的なデザインは、まるでクラシックロードのような雰囲気を漂わせています。価格は2万円台という手軽さながら、ドロップハンドルと多段変速を備え、スポーツサイクルの基本をしっかり押さえているのがポイント。さらにスタンド標準装備で街乗りにも完全対応し、通勤・通学から週末ライドまで幅広く活躍してくれます。装飾を排した潔さは「ロードに余計なものはいらない」という美学のようで、実は一番“硬派”なルック車かもしれません。初めてロード風バイクを選ぶときに“外さない一台”、それがALTAGEです。

PANTHER(パンサー)

PANTHERは、ルック車界の中でもひときわ異彩を放つブランドです。まず目を奪われるのは、オレンジとブラックの鮮烈なコントラスト。さらに極太のエアロ風チューブとインパクト抜群の3本バトンホイールは、まるでF1マシンのような迫力を感じさせます。価格はわずか数万円ながら、見た目だけなら数十万円のカーボンロードにも匹敵するドヤ感を演出。街角を走れば、周囲の視線を一身に集めること間違いなしです。しかもディスクブレーキ風デザインやスポーティなグラフィックなど、ライバルに差をつけるギミックも満載。「ロードバイクは速さより見た目が大事」という信念を持つなら、PANTHERは最高の選択肢でしょう。普段の通勤から休日のポタリングまで、圧倒的な存在感で自分だけのステージを演出してくれる一台です。

CANOVER(カノーバー)

CANOVERは、ルック車の中でも「最もロードバイクらしい雰囲気」を漂わせるブランドのひとつです。まず目を引くのは、ブラックを基調にレッドの差し色を効かせたスポーティなグラフィック。そして極太リムに堂々とプリントされた「CANOVER」のロゴ。この存在感はまさにプロチーム仕様を思わせ、価格が数万円だと知れば誰もが二度見してしまうでしょう。さらにドロップハンドルやディープリム風ホイールなど、ロードバイクの“らしさ”をしっかり再現見た目だけなら20万円オーバーの完成車に肩を並べても違和感がありません。もちろん本気でレースに出るようなバイクではないですが、街中で乗る分には十分すぎるインパクト。通勤通学や週末ポタリングで「俺、ロード乗ってる感」を味わいたい人にぴったりです。Fランク帯の中では間違いなく“王者”級のブランド、それがCANOVERです。

L.I.G(リグ)

高倉さんとこのお兄ぃちゃんが100kmチャレンジをしたことでも知られている伝説の名車L.I.G。脚があれば100kmの走破も余裕であることは高倉さんが実証済み。ただ膝には気をつけましょう。L.I.Gはルック車ブランドの中でも、ひときわ「デザインのセンス」で光る存在です。ブラックにゴールドの差し色を効かせたフレームやホイールは、まるで高級時計スポーツカーを思わせるゴージャス感。街中を走れば確実に注目の的で、ロードに詳しくない人から見れば「おおっ、すごいロードバイク!」と声が上がること必至です。Amazonや大型量販店で手軽に購入でき、スタンド付きで普段使いにも便利。ルック車デビューの一台として映えるデザイン性の高さは特筆ものです。Fランクの中でも“魅せる一台”として存在感を放つ、それがL.I.Gです。

FUNN(ファン)

FUNNは、ルック車界に“実用的かつスタイリッシュ”な風を吹き込むブランドです。カーボンロードを彷彿とさせる細身のブラックフレームに、ネオンライムグリーンのアクセントが鮮烈なコントラスト。まさに「高見え感」がすごいルック車の筆頭格です。まるでプロ選手仕様のようなホイールデザイン流線型チューブ形状は、街中を走れば「あれ、かなり上位のロード?」と思わせるインパクト満点のルックス。価格は2〜4万円ながら、ドロップハンドルや多段変速、スタンド標準装備など実用性も十二分。FUNNに乗れば、初心者でも気分は完全に“ロード乗りデビュー”。Fランク帯にあって、ルック車に見せかけた“ガチっぽい一台”、それがFUNNです。

XLEAT(エクスリート)

XLEATは「え?この価格でディスクブレーキ!?」とローディーをざわつかせる次世代ルック車ブランドです。爽やかなパステルブルーのフレームは、まるで某イタリアメーカーのチェレステを思わせる雰囲気(もちろん本家とは全く関係なし)。でも街で見かけた人には「お、ビ〇ンキ乗ってるね!」とワンチャン言わせるポテンシャルを秘めています。ディスク搭載で見た目の戦闘力は爆上がり、ドロップハンドルと相まって初心者の“ロード感欲”を全力で満たしてくれる仕上がり。価格は2〜4万円台と財布に優しく、通勤通学から週末ポタまで対応可。XLEATに乗れば、誰でも即席ローディー気分に浸れる一台です。

SPEAR(スペア)

SPEARは「低価格×見た目の戦闘力」を追求した、いわゆるエントリールック車界のスナイパー的存在です。フレームのシルエットは一見カーボンぽい攻めた造形、さらにビ〇ンキのチェレステを彷彿とさせるカラーリングで、玄人でさえ一瞬「ん?」と目を止める完成度。しかも2〜4万円台という財布に優しい価格帯で、Amazonや量販店で手軽に購入可能。タイヤにはクロスバイクやエントリーロードのデフォタイヤでも知られる「KENDA」のロゴとしっかりと入り、ホイールやパーツも見た目重視の仕様で、所有欲をくすぐること間違いなし。もちろんプロレースやロングライドでの実績はゼロだが、街中でちょっとドヤ顔して走るには十分な存在感を放つ。まさに「ルック車のコスプレ力」を体現する一台といえる。

Fランクメーカーの特徴と魅力

Fランクに属するメーカーは、いわゆるルック車と呼ばれるジャンルの代表格です。

21Technology、GRAPHIS、CANOVERなど、名前を聞けば「Amazonでよく見るやつだ」と即座にイメージが湧く人も多いはず。

価格は2〜4万円台が中心で、完成車の段階からスタンドやベルまで付属し「全部入りのお得感」を演出しているのが特徴。

ロードバイクらしい見た目を最低限抑えつつも、フレーム設計やコンポはガチ勢から見れば「おもちゃ」に近い。

それでも初めてドロップハンドルを握る人にとっては十分刺激的で、「ロードっぽい自転車に乗ってみたい」という願望を手軽に叶えてくれる存在。

Fランクは格付け的には最底辺だが、街乗りや通勤、軽いポタリングで「それっぽさ」を味わえることが最大の魅力といえる。

まとめ|2025年の「愛しき」ルック車たち

ロードバイクTier格付け【Fランク】は、ステータス性や実績、羨望性こそ皆無だが「安さと手軽さ」で圧倒的な存在感を放っている。

2〜4万円台という価格でドロップハンドル+多段変速のバイクが手に入り、ルック車とはいえ「一応ロードバイクっぽいもの」を所有する満足感は確かにある

もちろんグループライド本格レース持ち込めば苦笑・失笑を超えて、主催者から止められるリスクもあるが、「まずは見た目からロードに挑戦したい」「自転車通学や街乗りで雰囲気を味わいたい」という層にとってはエントリーの一歩目を担ってきたのも事実。

結局のところ、Fランクは笑われつつもロード沼に人を引きずり込む入口として機能しており、「ここから始めたんだよね」と後で語れるストーリーを提供してくれる貴重なカテゴリといえる。

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