【2025年版】ロードバイク格付けランキング【Tier C】

格付けTier表

ロードバイクTier格付けのCランクは、日本では知る人ぞ知る存在。走りも実績も悪くないのに、名前を出した瞬間「え、それどこ?」で会話が瓦解する悲しい帯域だ。

欧州では普通に強い、レースでも使われる──と必死に語っても、返ってくるのは薄い相槌だけ。チャリカス的にドヤっても刺さらない。それでも「被らない」「通ぶらない通」を楽しめる人には、唯一無二の宝庫である。

  1. ロードバイク格付けTier Cランクの立ち位置
  2. Tier総合 第27位 アルゴンエイティーン(ARGON18)
    1. アルゴンエイティーン(ARGON18)の2025年Tier格付け評価
    2. アルゴンエイティーン(ARGON18)のメーカー・ブランド解説
  3. Tier総合 同率27位 フォーカス(FOCUS)
    1. フォーカス(FOCUS)の2025年Tier格付け評価
    2. フォーカス(FOCUS)のメーカー・ブランド解説
  4. Tier総合 第29位 エディ・メルクス(Eddy Merckx)
    1. エディ・メルクス(Eddy Merckx)の2025年Tier格付け評価
    2. エディ・メルクス(Eddy Merckx)のメーカー・ブランド解説
  5. Tier総合 同率29位 チッポリーニ(CIPOLLINI)
    1. チッポリーニ(CIPOLLINI)の2025年Tier格付け評価
    2. チッポリーニ(CIPOLLINI)のメーカー・ブランド解説
  6. Tier総合 同率29位 エスワンネオ(S1NEO)
    1. エスワンネオ(S1NEO)の2025年Tier格付け評価
    2. エスワンネオ(S1NEO)のメーカー・ブランド解説
  7. Tier総合 第32位 エムエムアール(MMR)
    1. エムエムアール(MMR)の2025年Tier格付け評価
    2. エムエムアール(MMR)のメーカー・ブランド解説
  8. Tier総合 同率32位 ヴァンリーゼル(Van Rysel)
    1. ヴァンリーゼル(Van Rysel)の2025年Tier格付け評価
    2. ヴァンリーゼル(Van Rysel)のメーカー・ブランド解説
  9. Tier総合 第34位 ストーク(STORCK)
    1. ストーク(STORCK)の2025年Tier格付け評価
    2. ストーク(STORCK)のメーカー・ブランド解説
  10. Tier総合 同率34位 チネリ(Cinelli)
    1. チネリ(Cinelli)の2025年Tier格付け評価
    2. チネリ(Cinelli)のメーカー・ブランド解説
  11. Cランクメーカーの特徴と魅力
  12. まとめ|2025年に「THE マイナー」を醸し出すのはこのメーカーたち

ロードバイク格付けTier Cランクの立ち位置

Cランクは一言でいえば、日本じゃTHE マイナー
格付け的には「ドヤったところで誰も知らない」悲しい立ち位置。

よいバイクも作ってるし、実績もある。でも!知名度が低すぎて、ローディーでも「え?そんなメーカーあった?」となること多数。

さらに残念なのは、こういうブランドに乗ってても「わかってるじゃん感」が出ないところ。いや、本場ヨーロッパじゃ知名度高いんだよ!レースでも使われてるんだよ!……と必死に説明しても、日本のサイクリングステーションじゃ「へぇ~」で終わってしまう

チャリカス的にドヤっても誰も分かってくれないブランド、それがCランクです。

Tier総合 第27位 アルゴンエイティーン(ARGON18)

アルゴンエイティーン(ARGON18)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性3pt
実績4pt
ブランド人気5pt
希少性5pt
羨望性6pt
合計23/50pt

アルゴンエイティーン(ARGON18)のメーカー・ブランド解説

Tier総合27位はカナダのメーカーのアルゴンエイティーン。

評価はステータス性3実績4ブランド人気5希少性5羨望性6合計23

カナダ・モントリオール発のブランドで、名前の由来は原子番号18の「アルゴンガス」。でも日本でその話をしても「へぇ~」で終わるのがオチ。

実際の印象はやはりTTやトライアスロン専用機。ロードで見かけることは少なく、トライアスリートが低い前傾で乗っている姿の方が圧倒的に多い。「トライアスロンやってるんですか?」と聞かれるのはあるある。

性能自体は優秀で、ポジション調整の自由度が高くライダーに合わせやすい設計。剛性や軽量性も十分で、ヒルクライムからレースまで普通に戦えるフレームだ。

ただし日本ではCervéloの陰に隠れがちで、チャリカス的に「アルゴンの方がセッティング幅広いんだぜ!」とドヤっても、相手がそもそも知らないケースがほとんど。

プロの現場ではBORA-ARGON18というチーム名でワールドツアーを走った実績もあるし、トライアスロン界隈ではトップ選手の愛機としても定番。

つまり本場では「ちゃんと強い」。にもかかわらず日本では「アルゴン?知らん」で終わり、会話が広がらない。

結論としてアルゴン18は知る人ぞ知る優良ブランドだが、チャリカス的に最大の弱点は「ドヤれない」こと。

選ぶ理由も性能も十分なのに、認知度が低すぎて反応が薄い。そのギャップを楽しめる人向けのCランクメーカーだ。

Tier総合 同率27位 フォーカス(FOCUS)

フォーカス(FOCUS)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性4pt
実績4pt
ブランド人気5pt
希少性5pt
羨望性5pt
合計23/50pt

フォーカス(FOCUS)のメーカー・ブランド解説

Tier総合同率27位、ドイツメーカーFOCUS。

評価はステータス性4実績4ブランド人気5希少性5羨望性5合計23点

日本で「FOCUSに乗ってます」と言えば、まず返ってくるのは「ろんぐらいだぁすw」。いや漫画自体は面白いんだけれど、あの頭蓋骨どうなってるの?と言わんばかりの昭和っぽいアニメ絵をしたキャラデザのキモさを、FOCUSを見たときに連想せずにはいられない

本国ドイツではシクロクロスやロードレースでも確かな実績を積んでいるのに、日本では萌えアニメの呪縛から逃れられない不遇のブランドだ。

かつてはプロチーム供給も行っており、レース志向の強い設計であることは間違いないのに、「アニメのやつね」で片付けられてしまうのが悲しい。

さらに混乱を招くのが「Fから始まる三兄弟問題」。
FACTOR(イギリス)やFELT(アメリカ)とごちゃ混ぜにされ、「あれ?全部同じブランドじゃなかった?」と言われるのはあるある。

チャリカス的には「いや、全然違う!」と説明を始めるが、熱く語るほど相手の目が死んでいくという地獄。

フレーム自体はしっかり剛性があり、ドイツらしく精密で硬派な乗り味。ただ現在のラインナップはIZALCOしかないのが悲しい。

近年は日本での販売網やプロモーションも弱いため、若いローディーに対してどうしても知名度が伸びない。結論として、性能は十分でも「アニメのイメージ」や「F混同問題」に足を引っ張られ、ドヤ感ゼロのままCランク止まりになっている。

Tier総合 第29位 エディ・メルクス(Eddy Merckx)

エディ・メルクス(Eddy Merckx)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性3pt
実績5pt
ブランド人気4pt
希少性4pt
羨望性6pt
合計22/50pt

エディ・メルクス(Eddy Merckx)のメーカー・ブランド解説

ベルギーが生み出した名自転車選手で、引退後に自身が立ち上げたメーカー。それがEddy Merckx。

評価はステータス性3実績5ブランド人気4希少性4羨望性6合計22点

人類最強のロードレーサー」としても名高いエディ・メルクスが自らの名を冠したブランドで、かつてはモトローラやロット、AG2Rに供給していた歴史もあり、名前だけならSランク級の格を持つ。

しかしロードバイク人口の少ない日本では「なにそれ?」「売ってるの?」というレベルのマイナーさで、ほとんど市場で見かけない。

チャリカス的には「メルクスに乗ってます」と言いたいところだが、相手からは「誰?選手の名前?」と返されるのもしばしば。

歴史や実績を語れば語るほど「へぇ~」で流され、ドヤ感がまったく得られない。むしろ過去の栄光を必死に語っている痛い人扱いされかねないのが悲しいところだ。

フレーム自体は師のウーゴ・デローザの思想を受け継ぐように真面目な設計で、クラシック寄りのしっかりした作り。だが日本での販路が弱く、サポートも不透明。結局「知る人ぞ知る」すら通り越して「誰も知らない」レベルまで沈んでしまった。

伝説の名と現状の落差が激しすぎるブランドが、エディ・メルクスである。

Tier総合 同率29位 チッポリーニ(CIPOLLINI)

チッポリーニ(CIPOLLINI)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性3pt
実績4pt
ブランド人気4pt
希少性4pt
羨望性7pt
合計22/50pt

チッポリーニ(CIPOLLINI)のメーカー・ブランド解説

イタリアの名選手の名を冠したブランドCIPOLLINI。

評価はステータス性3実績4ブランド人気4希少性4羨望性7合計22点

伝説のスプリンター「スーパーマリオ」ことマリオ・チッポリーニが立ち上げたブランドで欧州での知名度は高いが、日本で現行の新車を見かけることはほぼない

中古フレームなら稀に出回るが、新品を街中で見るのは奇跡に近いレベル

フレームはカーボン専門で剛性強め。デザインもイタリア的で攻撃的なのに、そもそも乗っている人がいなさすぎて実車を語れる人がいない。

読み方問題チッポリーニ?シポリーニ?チッポーニ?も混乱の原因で、ブランドとしての存在感がぼやける。

チャリカス的には「伝説のスプリンターのブランド!」とドヤりたいが、同選手が活躍していたのが1990年代後半~2000年代初期までなので、高齢のローディー以外には反応は「その選手誰?で終わることが多い。

もちろんチッポリーニ乗りなら山や峠はもちろん、斜度3%程度ちょっとした坂でも帰っちゃいますよね。その姿たるやまるで辛いカレーで帰るYoshikiばり。それくらい坂が苦手(誤解)。

ヨーロッパでは一定の評価があるものの、日本では知名度不足と希少性が裏目に出て、ブランドの価値を共有できないのが最大の痛みだ。

イタリア好きやスプリンターファンには刺さるが、それ以外にはまったく刺さらないマイナーメーカーCランク枠。

Tier総合 同率29位 エスワンネオ(S1NEO)

エスワンネオ(S1NEO)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性6pt
実績3pt
ブランド人気6pt
希少性4pt
羨望性3pt
合計22/50pt

エスワンネオ(S1NEO)のメーカー・ブランド解説

フランスの新興メーカーで、日本では高倉さんとこのお兄ぃちゃん愛機として一気に注目を集めたS1NEO。別名、氏ねお。いまだに中華メーカーと間違われがち。

評価はステータス性6実績3ブランド人気6希少性4羨望性3合計22点

だが高倉さん以外の推しポイントが見当たらず、実質一人のYoutuber頼みで知名度が成立している状態。ほんとS1NEOを選ぶのはどの層なんだろうか?(すんません)

本国フランスでも超マイナーで、知る人ぞ知るレベル。剛性高めでレース志向と言われるが、乗っている人に出会えないので体感談が出てこない。ただ高倉さん曰く「S1NEOて変態よな」とのこと。

ブランドの実力を裏付ける声が少なすぎて、評価が広まらないのも弱点だ。ただ高倉さんのYoutube動画や写真からもわかるようにデザイン、塗装は本当に美しい

日本の代理店の公式サイトや販売網も中途半端で、チャリカス的に「知ってる俺すごいでしょ?」とドヤりたい気持ちはあるが、説明に手間がかかりすぎて結局ドヤれない。

日本での販売用WEBサイトはいつ完成するのだろうか。

結果的に一瞬の話題性だけ残して忘れられることが多い、儚いCランクメーカー。

関連リンク:2025年ホイールブランド格付け総合 同率45位 S1NEO GRAAL(エスワンネオグラール)

Tier総合 第32位 エムエムアール(MMR)

エムエムアール(MMR)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性3pt
実績5pt
ブランド人気4pt
希少性4pt
羨望性5pt
合計21/50pt

エムエムアール(MMR)のメーカー・ブランド解説

Tier総合32位は、2008年創業の比較的新しいスペインメーカーMMR。

評価はステータス性3実績5ブランド人気4希少性4羨望性5合計21点

ナショナルチームやプロコンに供給した実績もあり、モデルデザインもなかなかスタイリッシュ。実際2025年のブエルタも走っており、普通に考えれば評価されて然るべきメーカーだ。

しかし日本ではほぼ無名で、買う方法も公式サイトか海外EC頼み。一般人に「MMR」と言えば「話は聞かせてもらった、人類は滅亡する!」「な、なんだってー!?」と返されるのがオチ。ブランド名が完全に誤認されてしまっている。

チャリカス的に「スペインの一流ブランドだよ」とドヤりたいが、反応は薄く「キバヤシw」で終了

フレーム性能は良いのに、知名度ゼロでは話題にすらならない。結局、性能より知名度がすべてのチャリカス界隈では、MMRは誤った存在感しか出せないCランクとなる。

Tier総合 同率32位 ヴァンリーゼル(Van Rysel)

ヴァンリーゼル(Van Rysel)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性3pt
実績6pt
ブランド人気4pt
希少性4pt
羨望性4pt
合計21/50pt

ヴァンリーゼル(Van Rysel)のメーカー・ブランド解説

フランス発祥の世界的スポーツ用品チェーン「デカトロン」のロードバイクブランドVan Rysel。

評価はステータス性3実績6ブランド人気4希少性4羨望性4合計21点

UCI WORLDチームであるAG2Rに供給しており、プロ実績もあるのに、日本ではデカトロン自体が超マイナー。そもそも「デカトロンって何?」と聞かれる時点で詰んでいる。

さらに「ヴァンリーゼル?ヴァンリセル?バンライゼル?」と名前が揺れる問題もあって、統一感ゼロ。ブランドを説明する段階で会話が詰まり、ドヤ感どころか混乱を招くのが常だ。

価格帯は比較的安価でコスパは高い。だが日本では「無名ブランドの安いバイク」に見られがちで、本来の評価が伝わらない。

結局、安い・読めない・知られてない三重苦でCランク入り。ドヤるどころか「何そのブランド?」で会話が終わる悲しいメーカーだ。

Tier総合 第34位 ストーク(STORCK)

ストーク(STORCK)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性3pt
実績4pt
ブランド人気4pt
希少性4pt
羨望性5pt
合計20/50pt

ストーク(STORCK)のメーカー・ブランド解説

ドイツの小規模高級ブランドSTORCK。

評価はステータス性3実績4ブランド人気4希少性4羨望性5合計20点

現地では「プレミアム」とされ、展示会やレースでは一定の存在感を示す。しかし日本ではほぼ無名で、知名度は皆無に近い。

「ストーク乗ってます」と言うと、よほどのローディーでさえ「そうなんだ」と知ったかぶりで返されてしまう。それくらい日本での認知度は低い。またブランド名StorckをStorkと書き間違えられるのはもはや宿命で、高級感も台無しになる。

性能的には剛性が高くエアロ設計も堅実で、普通にレースで戦えるフレームを作っている。

だがドイツではCANYONCUBEといったドイツのメジャー勢にすべて持っていかれており、立ち位置が弱すぎる。

結局「高級らしいけど日本では誰も知らない」存在で、無名のままCランクに沈んでいるのが現状だ。

Tier総合 同率34位 チネリ(Cinelli)

チネリ(Cinelli)の2025年Tier格付け評価

項目点数
ステータス性6pt
実績4pt
ブランド人気4pt
希少性3pt
羨望性3pt
合計20/50pt

チネリ(Cinelli)のメーカー・ブランド解説

かつてはイタリア御三家の一角を担った名門ブランド、Cinelli。

評価はステータス性6実績4ブランド人気4希少性3羨望性3合計20点

昔は名門中の名門。だが御三家をピナレロに奪われて以降、独自デザインのフレーム塗装やアクセサリーで知られる存在にシフトし、ロードとしての評価は「オシャ枠」を超えて「クセ強」で止まってしまっている。

チャリカス的に「御三家だったんだぜ!」と力説しても、若手ローディーには全く伝わらない。むしろあのオシャすぎる独特なデザイン性からチネリ(笑)と蔑まれてしまう。

いまは街乗りの印象が強すぎて「ロードブランド」として認知されにくい。

フレーム自体は悪くないが、性能よりデザイン偏重に見られてしまうのが弱点。昔の栄光と今の「雑貨ブランド」的立ち位置のギャップが激しく、ブランド力を削いでいる。結論として、チネリは過去は栄光、今は色物という落差の激しいCランクメーカーになってしまった。

さらに困るのが、カラフルでアート感のあるデザインが「オシャ乗り」にはウケても、レース志向のローディーからは「ネタ枠」と見られてしまう点。

ただビンテージモデルはコルナゴ、デローザ、ピナレロの御三家にも引けを取らない美しさがある。

チャリカス的には「人と違うオシャレ感」を演出できるはずが、実際は「性能より見た目重視の人」と誤解されやすい。結局ドヤれず、笑われるリスクの方が高いのが現代のチネリだ。

Cランクメーカーの特徴と魅力

Cランクのメーカーたちは、一言でいえば「本場では強い、でも日本では空気」。

ヨーロッパでは有名選手やチームに供給していても、日本の流通や宣伝が弱くてローディーの間ですら知名度が低い。

だからチャリカス的に「俺、マイナーブランドに乗ってるぜ」と言っても、「どこそれ?」で終わるという悲劇。

ただ、裏を返せば個性派揃い

Cervéloの陰に隠れたTTブランド、アニメの呪縛から逃れられないドイツメーカー、最強選手の名を冠した歴史的ブランド、伝説スプリンターが作った剛脚フレーム、新興スペイン勢……。知る人ぞ知る尖った魅力があるのは間違いない。

Cランク最大の魅力は“人と被らない実用派の個性”。

ARGON18のポジション自由度、FOCUSの硬派な剛性設計、Van Ryselのコスパ、Cinelli の独自デザインなど、尖った強みは確実に存在します。

情報が少なく試乗機会も限られるため選ぶハードルは高いものの、ビビッと来た人には代替不可能

リセールや周囲の理解より、“自分の琴線”を最優先できるライダーにこそ響くラインです。

まとめ|2025年に「THE マイナー」を醸し出すのはこのメーカーたち

ユーザー視点でCランク選ぶ意味は明快です。

第一に“希少性”。グループライドで被らないだけで会話の主導権を握れます。

第二に“機能の一点突破”。ARGON18 の前傾自由度、Van Rysel の価格性能比、FOCUS のレース志向など、あなたの走り方に刺さる明確な理由を作りやすい。

第三に“所有体験”。情報が少ないぶん、自分で調べ、試し、仕上げる過程が濃い思い出になります。

もちろん弱点もあります。

販売網・サポートの不安、国内レビュー不足、リセールの弱さ。ここを飲み込めるかが分水嶺です。

結局のところ、Cランクは“周囲の評価より自分の納得”を優先できる人の選択肢。王道から半歩外れた先で、自分だけの最適解を見つけたいなら、このゾーンは確かな宝庫です。

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