ダサいロードバイクとは?【番外編】ダサいとは言い難いけれど、いや、しかし、でも、やっぱり…?という微妙なもの

雑記コラム

これまで公開したダサいロードバイクとは?①デザイン・見た目編②機材・アイテム編③メーカー・ブランド編。いかがでしょうか?異論も反論も多いと思いますが、ひとつの基準、ひとつの意見として購入や導入の参考にしてもらえればうれしいです。

と、いまダサいロードバイクとは?④【ファッション・装備編】をみんなで作っているのですが、もう少し時間が必要そうなのです。

ということで今回は少し小休憩的な意味合いで、ダサいロードバイクとは?の番外編として、入れるかどうか迷ったもの、少数ながらダサいと思われてしまっているものなどを取り上げたいと思います。

ダサいロードバイクとは?④【ファッション・装備編】について

現在、鋭意選定・制作中です!

元々ダサいロードバイクとは?を始めたきっかけは、チーム★チャリカスでサイクルウェアブランドの格付けを話し合っていたとき「ダサい・恥ずかしいのはタイトなシルエットじゃなくて、そもそもサイクルウェアってデザイン自体がダサいし、着るの恥ずかしくない?」という意見からでした。

そうだよね。というみんなの総意から、服装もそうだけれど、根本としてダサいロードバイクって何?という感じで、企画を膨らませ今日に至っているわけです。

このファッション・装備編は、ウェア・ジャージ・ビブショーツなどはもちろん、ヘルメット、グローブ、シューズなどの装備品・小物類などダサい・カッコいいが如実に出るアイテムですし、「そもそもサイクルウェアじゃないとダメなの?ダサいの?」というところにも切り込んでいきたいと考えています。

現在、鋭意制作中ですが、たぶんもう少し時間がかかると思うので、公開まで今しばらくお待ちくださいませ。

予定としては近日にダサいロードバイクとは?④ファッション・装備編の公開、そして⑤乗り方編(仮)と続き、最後に総まとめを作る流れです。

番外編①:デザイン・見た目編

Team Visma | Lease a Bikeのフレーム

これはユンボ時代から思っていたことなのですが、Team Visma | Lease a Bikeのフレームってダサくないですか?画像の2024年モデルを最初見たとき、なんじゃこりゃ?ってのが正直な感想です。2025年モデルも似たようなもの。

アート寄りでもなく、かといってイケメンバイクにも見えない。ただ目立ちはするんで、スポンサーのことを考えればアリなんでしょうね。

母体のYellow B.から黄色を使用するのはわかるんですが、せっかくイケメンバイクと名高いCervélo S5なんだし、もう少しカッコよくできんもんですかね。

【Team Visma | Lease a Bikeのフレーム例】

蛍光色のフレーム

いや、わかるんですよ。目立つし、未来的だし、夜間での視認性も高いし。でもなぁ…やっぱりダサいんですよね、蛍光色って。

なんか蛍光色に中学一年生って印象を抱くのは自分だけでしょうか?田舎のチー牛予備軍な中学生男子って蛍光色のものを使っていたり、持っているイメージがあるんですよね。偏見が過ぎるか。

【蛍光色のフレーム例】

カーボン柄のフレーム

車でもロードバイクでも何でも、カーボン柄ってダサくないですか?
なんかオタクっぽいというか。

わたし、カーボン柄のスマホケース使っている人でイケメンって見たことないんですよね。むしろチーな方が使っている印象が。

そのイメージに引っ張られ過ぎているのか、カーボン柄にカッコいいとかエモいって全く感じないんですよね。みなさん、どうです?カーボン柄ってカッコいいと思います?

【カーボン柄のフレーム例】

番外編②:機材・アイテム編

ULTEGRA 8100系

こちらのダサいコンポーネント周り②でも少し触れていますが、8100系アルテの見た目って、なんかもっさりしていてダサくないですか?いや、もちろん性能は違いないですよ。ツール・ド・フランス・ファム2025でも8100系アルテ使っているチームありましたし。

9200系のDURA-ACEがカッコイイのは最上位グレードですし、まぁ当然としても、7150系105 Di2があそこまでよくまとまった感じなので、一層8100系アルテのダサさが際立つというか。

先日出た新型SPD-SL(SPD-SLR?)ペダルの噂から9300系の発表も現実味を帯びてきた今、おそらく同時発表されるであろうULTEGRA 8200系(またはデュラと合わせる形で8300系)のリリースが待ち遠しいです。

ULTEGRA 8100系グループセット

105 7150系グループセット

Campagnolo SUPER RECORD

これはカーボン柄のフレームの項目でも述べたことなのですが、やっぱりカーボン柄ってダサいんですよ。新型のSuper Record 13 Ultraも、艶無しのSUPER RECORD S WIRELESSも。よくカンパ信者やスパレコの記事が「高級感のあるカーボン柄が~」という感じで言うんですが、どこまで本当にその「高級感」とやらを感じているのか。

もうカーボンって素材自体、そこまで希少性のあるものでもない(というか当たり前のような一般化した感じ)ので、もう少し違った表現でアプローチした方が良いんじゃないかなと思ったりしています。

SUPER RECORD 12s グループセット

SHIMANO RS100

安めの完成車やエントリーモデルに必ずと言って良いほど履かされているホイール、SHIMANO RS100。ここ数年でロードバイクを始めた方は、いまも現役で履いているのではないでしょうか。

RS100、前後セットでも2万円しないくらいで、重量もほぼ2kgといわゆる鉄下駄ホイールなのですが、価格に対する性能は決して低いホイールではないですよね。よく回るし。ただ、どうしても最近ロードバイク始めました感が出ちゃうんですよね。

いかにも量産って感じだし、見た目的にはやっぱりダサいんだけれど、昨今のホイール価格の高騰を考えれば使い続けちゃうのも理解できる。下手に中華カーボン履くよりかは、まだカッコいいし。そんなホイールなので番外編に入れました。

おなじみのSHIMANO RS100

CATEYE(キャットアイ)のサイコン

これは使っている方も多いでしょうし、コンパクトなサイズ感とか安価な価格帯とか、性能十分で優秀な面もたくさんあるから入れなかったのですが、CATEYEのサイコンってなんか、おもちゃみたいなダサさを感じません?わたしだけでしょうか?

CATEYE AirGPS Ⅱ

アナログスピードセンサー&ホイールマグネット

これはねぇ、やっぱり、どうしたってホイールのマグネットとフォークに取り付けるセンサーがダサいんですよね。一昔前は当たり前の仕組みだったのでしょうがないのですが、さすがに今は…という感じだったので。

今でも②機材・アイテム編へ入れて良かったかなと思っています。

CATEYE MODEL:SPD-01

スポークに取り付けるマグネットセンサー

ホイールの反射板(リフレクター)

安全面を考えれば、反射板は付けた方が良いのは間違いないでしょう。ただどうしても見た目がルック車っぽくなるというか、素人感・安物感が出てしまうというか。反射板は着脱可能だと思うので、自身の愛車に付いている方は外すと見た目も少しカッコよくなりますよ。

ホイールに反射板が付いたBianchiのBERGAMO

番外編③:メーカー・ブランド編

Specialized S-WORKS

これはエスワのせいではないので、ダサいメーカー・ブランドとしては入れなかったのですが、エスワ乗りって超イキリおぢが多いんですよね。

実際、強い方も多いですし(大半がプロ・セミプロの方ですが)、若い人はそうでもないのですが、エスワおぢさんは、まぁ、イキるイキる。ドヤりたくてしょうがないんでしょうね。そうなっちゃうのも理解はできますが、さすがにいい大人なんですし、自重して初心者さんにも優しくした方がよいかと。

エスワおぢさんがイキリがちなS-WORKS TARMAC

関連リンク:エスワおぢさん~今日もイキリが止まらない“エゴ”ワークス~

まとめ

結局のところ、“ダサいロードバイク”というテーマには明確な正解などありません。どんなに洗練されたデザインや高性能なパーツでも、見る人によっては「微妙」「ちょっとダサい」と感じられてしまうこともある。逆に、他人からどう見えようと、自分にとってお気に入りの一台ならそれは“最高にカッコいいロードバイク”なのです。

今回の番外編で取り上げた蛍光色フレームやカーボン柄、CATEYEのサイコン、そしてエスワおぢさんなどは、まさにその価値観の揺らぎを象徴する存在。時代や流行が変われば、評価も一変します。ロードバイクの世界は、性能やスペックだけでなく「どう見せるか」「どう楽しむか」も含めたカルチャー。だからこそ、ダサいとカッコいいの境界線を笑いながら語り合える余裕が、真のローディーの証なのかもしれません。

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