【衝撃】まさかのサイモン・イェーツ引退!引退メッセージを全文日本語に翻訳!

チャリにゅ~

「えっ、嘘でしょ……?」スマホを開いて飛び込んできたサイモン・イェーツ引退のニュースに、思わず声が出てしまいました。

去年の、あの劇的なジロ優勝を見せてくれたばかりだし、2026年シーズンも当然のようにグランツールで走る姿が見られると思っていたのに。あまりに突然の電撃発表に、今もまだ頭が真っ白なまま、とにかくこの衝撃を伝えたくて夢中でこの記事をアップしました。

でも、彼がX(旧Twitter)に投稿したメッセージを読み進めていくと、そこには驚くほど清々しくて、不思議と納得してしまう彼の「本音」が詰まっていました。

サイモンが何を想い、なぜ今この決断をしたのか。彼が遺してくれた言葉を、一つずつ大切に振り返ってみたいと思います。

一つの時代に幕。2025年シーズン限りでの現役引退を表明

2025年ジロ・デ・イタリアで悲願の総合優勝を果たしたサイモン・イェーツが、プロサイクリングからの引退を表明しました。彼が遺したメッセージから、その決断とキャリアの真意をまとめます。

サイモン・イェーツ引退メッセージの原文と日本語訳

Dear all, I have made the decision to retire from professional cycling.
親愛なる皆さんへ。私はプロサイクリングの世界から引退することを決意しました。

This may come as a surprise to many, but it is not a decision I have made lightly. I have been thinking about it for a long time, and it now feels like the right moment to step away from the sport.
多くの方にとって驚きかもしれませんが、これは決して軽い気持ちで下した決断ではありません。長い間考え続けてきた結果、今こそがこのスポーツから一歩退くべき適切な瞬間だと感じています。

Cycling has been part of my life for as long as I can remember. From racing on the track at the Manchester Velodrome, to competing and winning on the biggest stage and representing my country at the Olympic Games, it has shaped every chapter of my life.
物心ついた頃から、サイクリングは常に私の人生の一部でした。マンチェスター・ベロドロームでのトラック競技に始まり、世界最高峰の舞台での勝利、そしてオリンピックでの国を代表した戦いまで、それは私の人生のあらゆる章を形作ってきました。

I am deeply proud of what I have managed to achieve and equally grateful for the lessons that came with it. While the victories will always stand out, the harder days and setbacks were just as important. They taught me resilience and patience, and made the successes mean even more.
自分が成し遂げてきたことを深く誇りに思うとともに、そこから得た教訓に心から感謝しています。数々の勝利はもちろん輝かしいものですが、それと同じくらい、困難な日々や挫折も重要でした。それらは私に「忍耐」と「根気」を教えてくれ、成功の意味をより大きなものにしてくれたからです。

To everyone who has supported me along the way, from the staff to my teammates, your unwavering belief and loyalty made it possible for me to realise my own dreams. Whenever I doubted myself, you never did. Thank you.
スタッフやチームメイト、これまで私を支えてくれたすべての人へ。皆さんの揺るぎない信頼と忠実さがあったからこそ、私は自分の夢を実現することができました。私が自分自身を疑うときでさえ、皆さんは決して疑わなかった。本当にありがとう。

To my team, Team Visma–Lease a Bike, thank you for your understanding and support of my decision to stop now. You gave me the opportunity to rewrite my history, and through trust and belief, we did it together. Thank you.
所属チームであるヴィスマ・リースアバイクへ。今、このタイミングで立ち止まるという私の決断を理解し、支持してくれたことに感謝します。皆さんは私に「自分の歴史を書き換える」機会をくれました。信頼と信念を通じて、私たちはそれを共に成し遂げたのです。ありがとう。

To my family, you shared the sacrifices that came with this sport. The absences and missed birthdays were never easy, yet you understood what this journey meant to me and supported it wholeheartedly. I owe you more than I can ever properly express. Thank you.
そして家族へ。あなたたちはこのスポーツに伴う犠牲を共に分かち合ってくれました。遠征による不在や、誕生日に一緒にいられないことは決して簡単なことではありませんでしたが、あなたたちはこの旅が私にとって何を意味するかを理解し、心から支えてくれました。言葉では言い尽くせないほどの恩を感じています。ありがとう。

I step away from professional cycling with deep pride and a sense of peace. This chapter has given me more than I ever imagined. Memories and moments that will stay with me long after the racing ends and for whatever comes next.
私は深い誇りと安らぎとともに、プロサイクリングから身を引きます。この人生の章は、想像していた以上のものを私に与えてくれました。レースが終わった後も、そして次に何が待っていようとも、ここで得た思い出と瞬間は私の中に残り続けるでしょう。

Thank you for the journey. Simon Yates
これまでの素晴らしい旅路に、感謝を込めて。サイモン・イェーツ

サイモン・イェーツの引退メッセージをひも解く

「適切な瞬間」としての決断

  • 熟考の末の結論: 突然の発表ではあるが、本人は「長い間考えてきたことであり、軽率な決断ではない」と明言。今こそが競技から離れる「正しい瞬間(Right moment)」であると述べています。
  • 人生を形作った競技: 幼少期のトラック競技から始まり、人生のあらゆる章がサイクリングによって形作られてきたことを振り返っています。

勝利以上に重い「挫折」からの教訓

  • 誇りと回復力: 成し遂げた実績に深い誇りを持ちつつ、それ以上に「困難な日々と挫折」が重要だったと言及。
  • 学んだこと: 挫折が「忍耐と根気」を教え、それがあったからこそ成功がより大きな意味を持ったと、自身の内面的な成長を強調しています。

チームへの謝辞と「歴史の書き換え」

  • ヴィスマ・リースアバイクへの感謝: 引退の決断を全面的に支持したチームに対し、深い感謝を述べています。
  • 果たされた約束: 2025年の移籍とジロ優勝を念頭に、「私に自分の歴史を書き換える機会を与えてくれた。信頼と信念を通じて、私たちはそれを共に成し遂げた」と言葉を添えています。

家族への想いとプロとしての犠牲

  • 分かち合った犠牲: 長年の不在や誕生日の欠席など、競技生活に伴う犠牲を共に背負った家族へ言及。「私が想像する以上に大きな恩がある」と、最も個人的で深い敬意を表明しています。

誇りと安らぎの幕引き

  • 現在の境地: 「深い誇りと安らぎ(Sense of peace)を感じている」という言葉でメッセージを締めくくっています。
  • レガシー: 想像以上のものを与えてくれたサイクリング人生を、一滴の悔いもなく終える姿は、一人の偉大なレーサーの完璧な幕引きを象徴しています。

ありがとう、サイモン

マンチェスターの小さなベロドロームから始まったサイモンの長い旅。振り返れば、私たちはいつも彼の走りに一喜一憂していました。2018年のジロであと一歩届かなかったあの悔しさも、2025年に最高の形でマリア・ローザを奪還して「自分の歴史」を書き換えたあの感動も、すべてが宝物のような時間でした。

どんなにきつい坂道でも、迷わず火をつける爆発的なアタックが大好きでした。勝って笑う姿はもちろん、苦しい時にじっと耐えて立ち上がる彼の姿には、何度も勇気をもらいました。

最後を「深い安らぎ」とともに迎えられたことが、ファンとして何より嬉しいです。サイモン、今までたくさんのワクワクを本当にありがとう。本当にお疲れ様。これからは家族との時間を大切に、あなたらしい新しい人生を全力で楽しんでください!

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