週刊チャリにゅ~|2025年10月19日〜10月25日の自転車関連ニュースまとめ

チャリにゅ~

2025年10月19日(日)から10月25日(土)までの自転車関連のニュースをまとめました!

  1. 自転車全般・新製品等のニュース
    1. Tour de France 2026 のコース正式発表──開幕はスペイン・バルセロナ、Alpe d’Huez連戦も
    2. 米国、自転車およびeバイク輸入に最大50%の新関税案──鉄鋼・アルミ政策が波及
    3. Northwave、「Celsius XT Arctic GTX」を発表──冬季ライド対応の完全防水サイクリングシューズ
    4. Vittoria、再生素材92%使用の新型タイヤ「Terreno」シリーズを発表
  2. 自転車関連の法改正・規制・事件・事故に関するニュース
    1. 日本郵便「懲罰的な自転車勤務」への批判相次ぐ──労働安全・人権問題に発展
    2. 岡山県岡山市北区:自転車と貨物車が衝突、88歳男性が死亡
    3. 福島県いわき市:10代男性が自転車で交差点進入し乗用車と衝突、意識不明の重体
    4. 福岡県北九州市:パトカー追跡中の自転車がブロック塀に衝突、大学生が負傷
    5. 広島市西区:トラックと自転車が接触、男性が意識不明の重体
  3. ロードバイク関連ニュース
    1. Unibet Tietema Rocketsチーム名変更へ 2026年より“Rockets”として新体制へ
    2. Uno‑X Mobility がメンズチームでワールドツアー昇格へ、Cofidis はプロチームに降格の可能性
    3. Q36.5 Pro Cycling、Pinarelloをメインスポンサーに迎える?
    4. Wilier の次世代エアロロード『Filante SLR ID2』登場、空気抵抗を13%削減
    5. Swiss Side、UCI基準適合ホイール『HADRON³ Ultimate 650』を発表
    6. 宇都宮ジャパンカップロードレース、レニー・マルティネス(フランス)が勝利
    7. ツアー・オブ・広西はポール・マグニエがステージ量産、総合はポール・ダブルが制覇
    8. UAE Team Emirates – XRG、メキシコ選手権タイムトライヤル・ロードレースで勝利
  4. MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース
    1. Superprestige Ruddervoorde(ルデルフォールデ)開催──男子はヴァントルーヘンハウト、女子はリベロールが制覇
    2. Cotic、新世代ハードテイル「BFeMAX V4」を発表──27.5/29インチ両対応のスチールフレーム
  5. シティサイクル・ママチャリ・電アシなどのニュース
    1. Rivian傘下の新ブランド「Also」が高級eバイク『TM-B』など3モデルを公開
  6. 来週25年10月26日(日)~11月1日(土)の注目イベント予定
    1. Gravel Burn 2025(10/26〜11/1/南アフリカ・西ケープ~東ケープ)--800 km・累積獲得標高11 000 m、ソロ形式のステージレース。
    2. 2025 UCI トラック世界選手権(10/22〜10/26/チリ・サンティアゴ)

自転車全般・新製品等のニュース

Tour de France 2026 のコース正式発表──開幕はスペイン・バルセロナ、Alpe d’Huez連戦も

ツール・ド・フランス2026年のコースが正式発表された。開幕地はスペイン・バルセロナで、初日はチームタイムトライアル。大会終盤には名峰アルプ・デュエズでの2連続山頂フィニッシュが組まれ、総距離約3333km・獲得標高5万4000m超の超過酷ルートとなる。

米国、自転車およびeバイク輸入に最大50%の新関税案──鉄鋼・アルミ政策が波及

米国政府が鉄鋼・アルミ製品への追加関税を拡大し、自転車やeバイクの完成車・部品にも最大50%の関税を課す案が浮上。業界団体PeopleForBikesは価格上昇と販売減少を懸念し反対声明を発表。中小メーカーへの打撃が避けられない見通しとなっている。

Northwave、「Celsius XT Arctic GTX」を発表──冬季ライド対応の完全防水サイクリングシューズ

Northwaveが冬季ライド向けシューズ「Celsius XT Arctic GTX」を発表。GORE-TEXメンブレンによる完全防水構造と保温性の高いインナーを備え、氷点下環境でも快適に走行可能。新設計ソールでグリップ力も向上し、厳冬期の通勤やトレーニングに最適なモデルとなっている。

Vittoria、再生素材92%使用の新型タイヤ「Terreno」シリーズを発表

Vittoriaが再生素材92%を使用した新型グラベルタイヤ「Terreno」シリーズを発表。従来のブラックタイヤ文化を覆すタンカラーを採用し、見た目・質感・さらには香りまで刷新。軽量かつ耐久性を兼ね備えたサステナブルモデルとして、環境意識の高いライダーから注目を集めている。

自転車関連の法改正・規制・事件・事故に関するニュース

日本郵便「懲罰的な自転車勤務」への批判相次ぐ──労働安全・人権問題に発展

日本郵便で、バイク事故を起こした配達員に対し「懲罰」として自転車勤務を命じる運用が明らかになり批判が集中。過酷な労働環境と安全軽視の懸念が指摘され、SNSでも炎上。日本郵便は「教育目的であり罰ではない」と釈明したが、人権・労働問題として波紋を広げている。

岡山県岡山市北区:自転車と貨物車が衝突、88歳男性が死亡

岡山市北区辰巳の市道で、自転車に乗っていた88歳の男性が貨物車と出合い頭に衝突し、搬送先の病院で死亡が確認された。現場は見通しの良い直線道路で、警察は双方の進行状況や信号の有無など事故原因を詳しく調べている。高齢者の自転車事故として地域に衝撃が広がった。

福島県いわき市:10代男性が自転車で交差点進入し乗用車と衝突、意識不明の重体

福島県いわき市平泉崎の交差点で、10代の男子高校生が自転車で進入した際、右折中の乗用車と衝突。頭を強く打ち、意識不明の重体となっている。現場は信号機のある交差点で、警察は進行状況や速度などを詳しく調査中。ヘルメットを着用していなかった可能性もあるという。

福岡県北九州市:パトカー追跡中の自転車がブロック塀に衝突、大学生が負傷

福岡県北九州市小倉北区で、パトカーに追跡されていた19歳の男子大学生が乗る自転車がブロック塀に衝突し負傷した。警察が職務質問を試みたところ逃走したため追跡したが、住宅街で転倒。学生は軽傷とみられる。警察は追跡方法の適正性や、逃走に至った経緯について詳しく調べている。

広島市西区:トラックと自転車が接触、男性が意識不明の重体

広島市西区商工センターの市道で、中型トラックと並走していた自転車が接触し、自転車の男性(37)が頭を強く打ち意識不明の重体となった。事故は24日午後11時半ごろに発生。トラックを運転していた長崎県の会社員男性(57)にけがはなく、警察が当時の走行位置や速度など詳しい状況を調べている。

ロードバイク関連ニュース

Unibet Tietema Rocketsチーム名変更へ 2026年より“Rockets”として新体制へ

オランダのUnibet Tietema Rocketsが2026年シーズンよりチーム名を「Rockets」に変更すると発表。タイトルスポンサーの契約満了に伴い、独立色を強めた新体制へ移行する。バス・ティーテマ監督は「より革新的でファンに近いチームを目指す」とコメントし、新ロゴとジャージデザインも順次公開予定。

Uno‑X Mobility がメンズチームでワールドツアー昇格へ、Cofidis はプロチームに降格の可能性

UCIは2026年シーズンのチーム登録に向けた暫定リストを公表し、ノルウェーのUno-X Mobilityがワールドツアーへの昇格圏に入った。一方、フランスの老舗Cofidisはポイント不足によりプロチーム(旧プロコン)への降格が濃厚。北欧勢の躍進と伝統チームの明暗が対照的な結果となった。

Q36.5 Pro Cycling、Pinarelloをメインスポンサーに迎える?

スイス籍のQ36.5 Pro Cyclingが男子ワールドチーム申請で「Q36.5 Pinarello」として登録されていることが判明。高級バイクブランドのPinarelloが新たにメインスポンサーとなる可能性が浮上した。現行のアパレル主体から体制強化を図り、2026年シーズンに向けて大型投資が進むとみられている。

Wilier の次世代エアロロード『Filante SLR ID2』登場、空気抵抗を13%削減

イタリアのWilierが次世代エアロロード「Filante SLR ID2」を正式発表。前作比で空気抵抗を13%削減し、軽量性と剛性を高次元で両立。ケーブル完全内装化や新設計ハンドルで整流効果を強化した。トップカテゴリーのロードレースでの使用を想定し、2026年モデルとして年内発売予定。

Swiss Side、UCI基準適合ホイール『HADRON³ Ultimate 650』を発表

エアロ研究で知られるSwiss Sideが新型ホイール「HADRON³ Ultimate 650」を発表。UCIの最新安全基準に準拠し、横風安定性と剛性を大幅に向上。開発は風洞実験を重ね、プロチームからのフィードバックも反映。タイムトライアルやトライアスロンに最適な次世代フラッグシップとして注目を集めている。

宇都宮ジャパンカップロードレース、レニー・マルティネス(フランス)が勝利

10月19日の宇都宮ジャパンカップロードレースは、バーレーン・ヴィクトリアスのレニー・マルティネスが古賀志の最終登坂で独走に持ち込み優勝。若手ながら登坂力の高さを示し、日本のファンに強烈な印象を残した。

ツアー・オブ・広西はポール・マグニエがステージ量産、総合はポール・ダブルが制覇

10月19日に閉幕したツアー・オブ・広西は、スーダル・クイックステップのポール・マグニエがステージ5勝を挙げる圧巻の走りを披露。総合優勝はジェイコ・アルウラのポール・ダブルが制した。若手フランス勢がワールドツアー最終戦で存在感を示した。

UAE Team Emirates – XRG、メキシコ選手権タイムトライヤル・ロードレースで勝利

UAEチーム・エミレーツがメキシコ選手権タイムトライアルで今季96勝目を記録しましたが、チームとしては95勝で終了。今回の勝利数は来期に持ち越しとなるようです。優勝したのは両レースともアイザック・デルトロ。母国王者の座を獲得。若手育成枠「XRG」体制の成果を示す形となり、シーズン終盤においても圧倒的な勝率を維持している。

MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース

Superprestige Ruddervoorde(ルデルフォールデ)開催──男子はヴァントルーヘンハウト、女子はリベロールが制覇

ベルギーで開催されたシクロクロスシリーズ「スーパープレステージ・ルデルフォールデ」は、男子エリートでミハエル・ヴァントルーヘンハウト(パウエルス・サウゼン・ビンゴール)が優勝。女子エリートはマリオン・ノルベール=リベロール(フェネックス)が制し、両者ともにシーズン序盤から安定した強さを見せた。

Cotic、新世代ハードテイル「BFeMAX V4」を発表──27.5/29インチ両対応のスチールフレーム

英国Coticが新世代ハードテイル「BFeMAX V4」を発表。堅牢なスチールフレームに加え、27.5インチと29インチの両ホイールサイズに対応する設計を採用。ヘッド角やチェーンステー長を見直し、下りの安定性と登坂性能を両立。オールマウンテンからエンデューロまで幅広く対応する万能モデルとして注目されている。

シティサイクル・ママチャリ・電アシなどのニュース

Rivian傘下の新ブランド「Also」が高級eバイク『TM-B』など3モデルを公開

米EVメーカーのRivianが新たに立ち上げたモビリティブランド「Also」から、高級eバイク『TM-B』を含む3モデルを発表。価格は約4,500ドルで、リペアブル設計やモジュラー構造を採用。SUV由来の堅牢なデザインと高性能バッテリーを備え、都市型モビリティ市場で新たな展開を狙う。

来週25年10月26日(日)~11月1日(土)の注目イベント予定

Gravel Burn 2025(10/26〜11/1/南アフリカ・西ケープ~東ケープ)--800 km・累積獲得標高11 000 m、ソロ形式のステージレース。

10月26日から11月1日にかけて南アフリカで開催される「Gravel Burn 2025」は、総距離約800km・獲得標高1万1000mを走破するソロ形式のグラベルステージレース。西ケープから東ケープへと横断する過酷なコースで、選手は自己完結型で走行。自然環境と戦う究極の冒険レースとして注目を集めている。

2025 UCI トラック世界選手権(10/22〜10/26/チリ・サンティアゴ)

10月26日から11月1日に南アフリカで開催される「Gravel Burn 2025」は、総距離800km・累積標高1万1000mを走破するソロ形式のグラベルステージレース。西ケープ州から東ケープ州へと続く壮大なルートを舞台に、砂利道・山岳・沿岸部を縦断。完走率わずか50%ともいわれる過酷な挑戦として注目されている。

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