2025年10月26日(日)から11月1日(土)までの自転車関連のニュースをまとめました!
自転車全般・新製品等のニュース
COLNAGO、新型トラックバイクT1Rs発表
COLNAGOが新型トラックバイク「T1Rs」を発表。従来のT1Xを刷新し、カーボンモノコック構造と空力性能を徹底追求。高剛性と軽量化を両立し、パリ五輪を見据えた次世代トラックレーサーとして設計された。コルナゴらしい造形美と先進技術が融合した意欲作。
Campagnolo、9Tスプロケット搭載ワイヤレス電動Super Record X発表
Campagnoloが新型ワイヤレス電動コンポ「Super Record X」を発表。世界初の9Tスプロケットを採用し、より広いギアレンジと高効率化を実現。新設計の13速ドライブトレインは、ロードとグラベルの両方を視野に入れた次世代仕様となっている。
Campagnolo、50~60%OFFとなる旧グループセットSALEを実施
Campagnolo製旧グループセットが50〜60%OFFのクリアランス価格に。Super Record 12sなどが対象で特価販売として展開中。Super Record 13sのリリースに伴う実質的な在庫一掃セールとみられる。
LOOK、ライト内蔵新型ビンディングペダルKEO Vision発表
LOOKが新型ビンディングペダル「KEO Vision」を発表。ペダルボディにLEDライトを内蔵し、夜間走行時の被視認性を大幅に向上。バッテリーはUSB充電式で最大20時間稼働、重量わずか130g。安全性とデザイン性を両立した革新的モデルとして注目を集めている。
シュワルベ、評価の高いタイヤレバーを新形状へリニューアル
シュワルベが定番のタイヤレバーを新形状へリニューアル。リムを傷つけにくい素材と改良されたフック形状により、脱着作業の軽さと安全性を向上。表面グリップも改善され、携行性と耐久性を両立した実用性重視のアップデートとなっている。
世界最大級トレードショー「Eurobike」の先行きに暗雲、ドイツ主要団体が撤退表明
世界最大級の自転車展示会「Eurobike」に暗雲が立ち込めている。ドイツの主要業界団体ZIV(自転車工業会)とZukunft Fahrrad(未来の自転車)が、2026年以降の協力終了を正式発表した。運営側との方向性の違いが理由で、欧州最大の見本市の行方に不透明感が広がっている。
自転車関連の法改正・規制・事件・事故に関するニュース
川崎市でトラックが自転車をはね男性死亡、運転手を逮捕
10月31日午後、川崎市幸区の市道で大型トラックが自転車の男性をはね、男性は死亡。警察はトラックを運転していた会社員の男を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕した。現場は片側一車線の直線道路で、警察が事故原因を詳しく調べている。
岡山市で自転車との衝突後に逃走、ひき逃げ容疑で男を逮捕
10月31日夜、岡山市北区の市道で自転車に乗っていた男性と車が衝突。運転していた男は現場から逃走したが、車両の破損などから身元が特定され、ひき逃げと過失運転致傷の疑いで逮捕された。男性は重傷で、警察が逃走の経緯を調べている。
天草市で観光バスと自転車が接触し男子中学生死亡、バス運転手を現行犯逮捕
10月29日午前、熊本県天草市の県道で観光バスと自転車が接触し、乗っていた男子中学生が死亡。警察はバスを運転していた60代の男を過失運転致死の疑いで現行犯逮捕した。現場は見通しの良い直線道路で、通学中の事故とみられる。
ロードバイク大量窃盗容疑で38歳男を逮捕「1000〜2000台盗んだ」と供述
東京都稲城市でロードバイクを盗んだとして、警視庁は窃盗容疑で38歳の男を逮捕。男は「これまでに1000〜2000台ほど盗んだ」と供述しており、被害総額は数千万円規模とみられる。都内や関東一円での連続窃盗事件との関連を捜査中。
自転車の違反で自動車の運転免許が免停、大阪で激増
大阪府で自転車の交通違反を理由に自動車の運転免許停止処分を受けた件数が急増。2025年1~9月の適用件数は347件で、前年同期の約2倍に。信号無視や一時不停止などの悪質違反が目立ち、府警は「車と同等の交通ルール遵守が必要」と警告している。
米国NYC消防局がeバッテリー充電キャビネット運用ルールを簡素化、設置許容を拡大
米国ニューヨーク市消防局(FDNY)は、eバイク用バッテリーの安全対策として導入していた充電キャビネットの運用ルールを緩和。設置条件を簡素化し、飲食店や配送拠点での導入を拡大する方針を示した。火災防止と利便性の両立を狙う。
自転車関連関税の最新アップデートを米国業界団体が公表
米国の自転車業界団体PeopleForBikesは、中国・カンボジア・ベトナムなどからの完成車および部品輸入に関する関税優遇措置の延長と見直し状況を公表。政権の貿易政策変更に伴い、一部製品の関税免除が2026年まで継続される見通しを示した。
ロードバイク関連ニュース
2026年ブエルタ・ア・エスパーニャ、コース発表。開幕をモナコで行い、9.6 km個人タイムトライアルでスタートへ。
2026年ブエルタ・ア・エスパーニャのコースが発表された。開幕は史上初のモナコでの開催となり、9.6kmの個人タイムトライアルでスタート。大会はピレネーを経てマドリードで閉幕する全21ステージ構成で、山岳重視のレイアウトが特徴となっている。
メキシコ選手権ロードレース(男子)でイサク・デルトロ(UAE Team Emirates-XRG)が優勝。
メキシコ選手権ロードレース男子で、UAE Team Emirates-XRG所属のイサク・デルトロが優勝。前日に制したタイムトライアルに続く連勝で、“ダブルタイトル”を達成した。若手有望株として注目される彼は、母国で初のナショナルチャンピオンジャージを手にした。
ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが11月9日(日)に迫る。世界トップ選手集結、さいたま新都心で開催
11月9日(日)、埼玉県さいたま市で「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム2025」が開催される。マッテオ・ミラン、ヨナス・ウィンゲゴー、プリモシュ・ログリッチ、ティム・ウェレンス、ヨナス・アブラハムセン、カーデン・グローブス、ヴァランタン・パレパントルら2025年のツールでも実績を出している世界トップの名だたる選手たちが出場予定。さいたま新都心の特設コースで熱戦が繰り広げられる。
MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース
Bianchi、2026年向けグラベルバイク「Arcadex AL」と「Via Nirone」発表。
Bianchiが2026年モデルとして、アルミフレーム採用のグラベルバイク「Arcadex AL」と「Via Nirone Gravel」を発表。上位モデル譲りのジオメトリに加え、エントリー層でも扱いやすい設計が特徴。快適性と拡張性を両立し、ツーリングや通勤にも対応する万能グラベルとして注目されている。
北米シクロクロス大会:18歳の Tofik Beshir(エチオピア)がエリートUCIレース初勝利。
米国インディアナ州で開催されたUCIシクロクロス「メジャー・テイラー・クロスカップ」で、エチオピア出身18歳のトフィク・ベシールがエリート男子で初優勝を飾った。女子ではリジー・ガンサラスが4連勝を達成し、北米シクロクロス界の新星たちが注目を集めている。
シティサイクル・ママチャリ・電アシなどのニュース
今週はシティサイクル・ママチャリ・電アシなどでピックアップするニュースはありません。
来週25年11月2日(日)~11月8日(土)で注目の自転車関連イベント
日本・福井県:ドラゴンリバーライド2025(11月2日・日曜日) — 九頭竜川沿いを走る自転車利用促進イベント。
11月2日(日)、福井県で「ドラゴンリバーライド2025」が開催される。九頭竜川沿いを舞台に、自然を満喫しながら走るサイクリングイベントで、初心者から上級者まで楽しめるコースを設定。地域の観光振興と自転車利用促進を目的とした、福井県を代表する秋の恒例イベントとなっている。
日本・茨城県:PEDAL DAY GO Mt.TSUKUBA‑ペダルでいご~筑波山‑(11月3日・月・祝) — 筑波山ゲートパーク発、自転車愛好家および初心者向けイベント。
11月3日(月・祝)、茨城県つくば市で「PEDAL DAY GO Mt.TSUKUBA-ペダルでいご~筑波山~」が開催される。筑波山ゲートパークを発着点に、初心者から愛好家まで楽しめるコースを用意。地元グルメや観光も組み合わせた地域密着型イベントで、自転車文化の定着を目指している。
日本・徳島県:ツール・ド・naruto2025(11月8日・土曜日) — 鳴門ウチノ海総合公園発、鳴門市内を巡るサイクリングイベント。
11月8日(土)、徳島県鳴門市で「ツール・ド・Naruto 2025」が開催される。鳴門ウチノ海総合公園を発着点に、鳴門海峡や大鳴門橋を望む絶景ルートを走るサイクリングイベント。距離や難易度に応じた複数コースが用意され、地域観光と自転車利用促進を目的として行われる。



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