週刊チャリにゅ~|2025年9月21日〜9月27日の自転車関連ニュースまとめ

チャリにゅ~

2025年9月21日(日)から9月27日(土)までの自転車関連のニュースをまとめました!

  1. 自転車全般のニュース(世界動向を含む)
    1. eバイク企業「Cowboy」、買収交渉の動き
    2. ツール・ド・スイス、2026年大会から日程短縮を発表
    3. UCIロード世界選手権、ルワンダで初開催
  2. 法律・規制関連ニュース
    1. オーストラリアNSW州、改造eバイクの鉄道持ち込み禁止へ(11月施行予定)
    2. 米コネチカット州、新eバイク関連法(ヘルメット義務拡大など)10月1日施行
    3. 米ニューヨーク市、eバイク速度制限案を巡って論争
  3. ロードバイク関連ニュース
    1. UAE Team Emirates-XRG、シーズン最多勝記録を86勝に更新
    2. フアン・アユソ、Lidl-Trekと5年契約で移籍
    3. UCI、ハンドル幅規制を一部緩和へ
    4. 世界選手権:男子エリートTTでレムコ・エヴェネプールが3連覇達成
    5. 世界選手権:女子エリートTTでマルレン・ロイザーが初優勝
    6. 世界選手権:混合チームTTリレーでオーストラリアが2連覇
  4. MTB/グラベル関連ニュース
    1. ロックショックス「ルディーXL」フォーク登場(グラベル向け新製品)
  5. その他(シティサイクル・ママチャリ・電アシなど)
    1. パナソニック、新モビリティ「MU」を発表
  6. 来週25年9月28日(日)~10月4日(土)の注目イベント予定
    1. 世界選手権エリート男子ロードレース(9月28日)
    2. ツール・ド・ランカウイ(9月28日〜10月5日)
    3. CRO Race(9月30日〜10月5日)
    4. 日本:第22回 ヒルクライム in 大山(鳥取県、9月28日)
    5. 日本:東京ベイ バイシクル 2025(東京湾岸、10月4日〜5日)

自転車全般のニュース(世界動向を含む)

eバイク企業「Cowboy」、買収交渉の動き

ベルギー発のスマートeバイクブランド「Cowboy」が、Peugeot Cyclesなどを手がけるReBirth Group Holdingによる買収交渉中であると報じられました。アプリ連動や位置追跡機能など先進的な機能で知られる同社ですが、厳しい経営環境が背景にあるとされています。

関連リンク:The Verge: E-bike maker Cowboy in talks to be acquired

ツール・ド・スイス、2026年大会から日程短縮を発表

ツール・ド・フランス前哨戦として知られる「ツール・ド・スイス」が、2026年大会から開催期間を従来の8日間から5日間へ短縮すると発表しました。男女レースの同時開催やサステナビリティ強化を目的とした改革で、今後の大会運営に注目が集まります。

関連リンク:CyclingWeekly: Tour de Suisse to be reduced from eight to five days

UCIロード世界選手権、ルワンダで初開催

2025年のUCIロード世界選手権は、史上初のアフリカ開催として9月21日から28日までルワンダの首都キガリで行われています。高地かつ山岳を多く含むコース設定で、男子エリートは総距離267.5km・獲得標高5475mという過酷な条件。登坂力と持久力に優れた選手が有利と見られています。

関連リンク:UCI公式:2025 UCI Road World Championships

法律・規制関連ニュース

オーストラリアNSW州、改造eバイクの鉄道持ち込み禁止へ(11月施行予定)

オーストラリア・ニューサウスウェールズ州政府は、駅構内で相次ぐバッテリー火災を受け、2025年11月1日から改造eバイクの鉄道持ち込みを禁止すると発表しました。純正仕様のeバイクやシェアサイクルは対象外で、安全対策の一環とされています。

関連リンク:News.com.au: NSW government outlaws converted e-bikes after station fires

米コネチカット州、新eバイク関連法(ヘルメット義務拡大など)10月1日施行

アメリカ・コネチカット州では、2025年10月1日から新たなeバイク関連法が施行されます。改造eバイクの規制強化に加え、16歳未満だけでなく成人にもヘルメット着用義務を拡大。安全性向上と違法改造抑止を狙った改正です。

関連リンク:CT Insider: CT’s new e-bike laws take effect Oct. 1

米ニューヨーク市、eバイク速度制限案を巡って論争

ニューヨーク市交通局(DOT)が提案したeバイクの最高速度を時速約15マイル(約24km/h)に制限する新ルールをめぐり、議論が高まっています。安全性向上を支持する声と、通勤実用性を損なうと反対する利用者の声が対立しており、法的正当性も問われています。

関連リンク:Streetsblog NYC: E-bike speed limit debate

ロードバイク関連ニュース

UAE Team Emirates-XRG、シーズン最多勝記録を86勝に更新

UAE Team Emirates-XRGが2025年シーズンで通算86勝を挙げ、Columbia-HTCが2009年に達成した85勝の記録を更新しました。ポガチャルをはじめとする複数エースの活躍が噛み合い、現代ロードレースにおける圧倒的な総合力を示しました。

関連リンク:CyclingNews: UAE Team Emirates-XRG break team season win record

フアン・アユソ、Lidl-Trekと5年契約で移籍

スペインの若手スター、フアン・アユソがUAE Team Emiratesを早期に離脱し、2026年からLidl-Trekと5年契約を結ぶことが発表されました。将来のグランツール総合優勝候補と目される逸材の長期移籍は、チーム編成にも大きな影響を与えそうです。

関連リンク:Reuters: Ayuso signs five-year Lidl-Trek deal

UCI、ハンドル幅規制を一部緩和へ

UCI(国際自転車競技連合)は、2026年1月より施行を予定していたハンドル幅およびブレーキフード間隔の規定案について、一部修正を発表しました。外側幅は従来の400 mmを維持しつつ、フード間隔の下限を当初の320 mmから 280 mm に引き下げ。これにより、女性や体格が小さい選手への影響への対応を試みています。

関連リンク:CyclingNews “UCI backtracks on handlebar width rule, issues new, narrower minimum limit”

世界選手権:男子エリートTTでレムコ・エヴェネプールが3連覇達成

2025年UCIロード世界選手権男子エリート個人タイムトライアルで、ベルギーのレムコ・エヴェネプールが優勝し大会3連覇を達成しました。高地キガリの過酷なコースでも圧倒的な独走力を発揮し、現代最強のTTスペシャリストとしての地位をさらに固めました。

関連リンク:CyclingNews: Remco Evenepoel wins third straight World TT title

世界選手権:女子エリートTTでマルレン・ロイザーが初優勝

2025年UCIロード世界選手権女子エリート個人タイムトライアルで、スイスのマルレン・ロイザーが悲願の初優勝を果たしました。これまで銀メダルや銅メダルに甘んじてきた実力者が、ルワンダ・キガリの高地コースでついに頂点に立ち、歓喜の瞬間を迎えました。

関連リンク:Reuters: Switzerland’s Reusser claims world time trial title

世界選手権:混合チームTTリレーでオーストラリアが2連覇

2025年UCIロード世界選手権の混合チームタイムトライアルリレーで、オーストラリアが前年に続き優勝し2連覇を達成しました。男女3人ずつの編成で行われるこの種目は、チームワークと総合力が試される競技として注目度が高まっています。

関連リンク:CycleSports: 世界選手権混合チームリレーでオーストラリアが連覇

MTB/グラベル関連ニュース

ロックショックス「ルディーXL」フォーク登場(グラベル向け新製品)

SRAM傘下のRockShoxは、新型グラベル向けサスペンションフォーク「Rudy XL」を発表しました。従来モデルより剛性と耐久性を高め、太めのタイヤや過酷な未舗装路にも対応。グラベルバイクの快適性と走破性をさらに引き上げる注目の新製品です。

関連リンク:BikeMag: The New RockShox Rudy XL has 60mm of Travel

その他(シティサイクル・ママチャリ・電アシなど)

パナソニック、新モビリティ「MU」を発表

パナソニックが新たに発表した「MU(エムユー)」は、特定小型原付に分類される免許不要の新モビリティです。自転車の技術を活かしつつ“漕がずに走れる”仕様で、都市部での短距離移動を想定。発売は2025年12月上旬を予定しています。

関連リンク:パナソニック公式ニュースリリース

来週25年9月28日(日)~10月4日(土)の注目イベント予定

世界選手権エリート男子ロードレース(9月28日)

2025年UCIロード世界選手権の最終日を飾る男子エリートロードレースは、9月28日にルワンダ・キガリで開催されます。総距離267.5km、獲得標高5475mという超級の難コースで、クライマー型の選手が有利と見られます。レインボージャージを懸けた頂上決戦に注目が集まります。

関連リンク:UCI公式:2025 UCI Road World Championships

ツール・ド・ランカウイ(9月28日〜10月5日)

アジアを代表するステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が、9月28日から10月5日までマレーシアで開催されます。熱帯気候とアップダウンに富んだコース設定で知られ、世界ツアーチームからアジア勢まで幅広い参加者が集結。今季後半の勢力図を占う舞台となります。

関連リンク:公式サイト – Le Tour de Langkawi 2025

CRO Race(9月30日〜10月5日)

2025年版 CRO Race は、9月30日から10月5日までクロアチアで6ステージ構成で開催されます。総距離は約 927.5 km。世界各国のプロチームが参加し、内陸部から海岸まで多様な地形を活かしたコース設定が魅力です。

関連リンク:CRO Race 公式サイト

日本:第22回 ヒルクライム in 大山(鳥取県、9月28日)

2025年9月28日、鳥取県の名和総合運動公園発着で「第22回 ヒルクライム in 大山」が開催されます。全長17.3km、標高差814m、獲得標高829m、平均斜度5.5%と変化に富んだコース設計。レース後には豪円山ロッジでジンギスカン食べ放題が待っている大会です。

関連リンク:Cycling Tomorrow Japan – 第22回 ヒルクライム in 大山 2025

日本:東京ベイ バイシクル 2025(東京湾岸、10月4日〜5日)

都市型サイクルイベント東京ベイ バイシクル 2025 が、2025年10月4日・5日の2日間、東京湾岸エリアで開催されます。市街地型の試乗・展示、サイクルツアー、家族向けプログラムなどを通じて、自転車の魅力と普及を訴える内容になる予定です。

関連リンク:東京ベイ バイシクル 公式サイト

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