【悲報】ロードバイク女子(笑)の真実|太い・重い・惜しい“ロードバイクBBA”爆誕

ロードバイクおぢ

ロードバイク界隈に咲いた一凛の薔薇、それが“キラキラ★ロードバイク女子”。――しかし、その実態は太い・重い・惜しいの三拍子が揃った「ロードバイクBBA」だったりする。
※英名:Road Bike BBA(RBB)

理想はシュッとした美脚系キラキラ女子ローディ、爽やかに風を切るインスタ映えライダー。でも現実はライド後のスイーツでチャラ、嫉妬と執着を仲間に全力投球、そしてコーデやセンスは惜しい方向へ迷走。本人は“女子枠”を主張したいのに、周囲からはBBA認定される悲しき存在だ。

むしろネタとして光るその姿は、ロード界隈に女子が少ない理由の一端を担っている……かもしれない。

  1. ロードバイクBBAとは何者?
  2. ロードバイクBBAの三大特徴|太い・重い・惜しい
    1. 特徴① 太い|痩せるどころかスイーツでチャラ
    2. 特徴② 重い|根っからの陰キャ気質で愛も空気も重い
    3. 特徴③ 惜しい|映えを狙って全部ズレる
  3. 爆笑必至!ロードバイクBBAあるある12選|界隈を濁す生態図鑑
    1. あるある① カフェライドでパスタ&ケーキ爆食い
    2. あるある② ヘルメットを外すと昭和のアイドル落ち武者
    3. あるある③ 女子枠アピール全開!チヤホヤ待ちスタンバイ
    4. あるある④ ジャージ披露会ライド|走りは二の次
    5. あるある⑤ インスタ用コーデは完璧、チェーンは真っ黒
    6. あるある⑥ 美白死守!でも汗と蒸れで逆に地獄
    7. あるある⑦ 街では空気、サイクリングロードでは姫扱い
    8. あるある⑧ パーツ名は全部“あのクルクルするやつ”で済ます
    9. あるある⑨ 目的地は“映えカフェ”のはずが、なぜか住宅街ぐるぐる
    10. あるある⑩ 初心者の赤面レーパン、1か月後には堂々デブパン
    11. あるある⑪ パンクしたらタイヤ外すより先に心が折れる
    12. あるある⑫ 香水バリア崩壊、むき出しのBBAスメル
  4. ロードバイクBBA誕生の理由|なぜBBAはロードバイクを趣味にしたのか?
    1. 女子が少ないロードバイク界隈の現実
    2. それでも若い女性がロードバイクを趣味にする理由
    3. そしてロードバイク女子→BBAへと進化
  5. どうすればロードバイク女子は増えるのか?|BBAも含めて女子ウェルカム計画
    1. ①ロードバイク=痩せるだけじゃない魅力を伝えろ
    2. ②ガチ臭ゼロの“ゆるふわ入口”を用意する
    3. ③コミュニティの空気を浄化せよ
    4. ④SNSで“映え以外の推し要素”を作る
    5. ⑤BBAもロード界の大事な“にぎやかし要員”
    6. ⑥ K-POPノリで参入?“韓国っぽ”なら女子も食いつく
  6. まとめ|太い・重い・惜しいがロードバイク界隈の華

ロードバイクBBAとは何者?

ロードバイクBBAとは、ロード界隈において“キラキラしたロードバイク女子”を名乗りつつも、実態は太い・重い・惜しいの三重苦を背負った残念キャラである。

華やかさを演出したいのに、腹と二の腕は主張し、愛情は嫉妬まみれで重たく、センスはあと一歩ズレている。

本人は真剣だが、周囲から見れば痛々しく、笑いのネタにしかならない。しかも厄介なのは、彼女たちが「女子枠」として扱われたいがために界隈に居座る点で、ロードバイクおぢと並んで“走力よりも空気を濁す存在”として認識されているのがロードバイクBBAなのである。

ロードバイクBBAの三大特徴|太い・重い・惜しい

ロードバイクBBAを語るうえで欠かせないのが「太い・重い・惜しい」という三大特徴である。

どれも本来ならロードバイク女子に求められる“爽やかさ”や“華やかさ”とは真逆の要素であり、それが同時に揃うことでBBA化が完成する。

太さは見た目のインパクトを生み、重さは人間関係や空気に影を落とし、惜しさは頑張りがすべて裏目に出る不運を象徴する。

単体でも破壊力はあるが、三拍子揃ったときの存在感は群を抜く。周囲からは「また出たよ」と苦笑されつつ、ロード界隈の話題に事欠かないネタキャラとして消費されるのがロードバイクBBAの宿命なのである。

特徴① 太い|痩せるどころかスイーツでチャラ

ロードバイクBBAの象徴的な特徴が“太い”である。ロードバイク女子といえば細身でシュッとしたシルエットを思い浮かべるが、現実のBBAは二の腕も腹回りも主張強め。

そもそも「ロード乗ってれば自然に痩せるでしょ」と楽観しているが、実態は“走るよりカフェライドがメイン”。スイーツやパフェで摂取カロリーは常にオーバー気味だ。

さらにタイトなサイクルジャージを好むため、ぽっちゃり感はより際立つ。

そして忘れてはならないのが、図太い神経。鏡に映る自分と理想像のギャップなど気にせず「筋肉だから太く見えるだけ!」と胸を張れる胆力は、ある意味プロ根性。周囲が苦笑しても意に介さない厚顔無恥さこそ、“太い”最大の特徴といえる。

特徴② 重い|根っからの陰キャ気質で愛も空気も重い

ロードバイクBBAの“重さ”は二重三重にのしかかる。

まず体格面。二の腕や腹回りがしっかり主張するタイプはもちろん、一見スリムに見えるタイプでも内臓脂肪はたっぷり蓄えており、体重は見た目以上に重め。登坂では軽量フレームの恩恵も虚しく、本人だけ置いてけぼりになる。

しかし真に厄介なのは内面の“重さ”だ。根っからの陰キャ気質で、輪の中に溶け込むのが苦手なのに、心の中では「私を分かって!」と念を送り続ける。パートナーには嫉妬や束縛を押しつけ、仲間内ではかまってオーラ全開。結果、職場でもライドでも場の空気をどんより重くしてしまう。

物理的にも精神的にもヘビー級――それがロードバイクBBAの“重い”最大の特徴である。

特徴③ 惜しい|映えを狙って全部ズレる

ロードバイクBBAの“惜しい”は、努力と結果が常にすれ違うところにある。

SNSではおしゃれライドを演出しようと必死だが、選ぶジャージや小物の相性はことごとくチグハグ。髪型やメイクも気合いはあるのに仕上がりは微妙で、盛った写真もキャプションが絶望的にダサい。

女性の自転車系Youtuberを見るとわかると思うが、根本的にロードバイクBBAにS~A級の美人などほとんどおらず、そもそもお顔の様子がB級止まりという現実が追い打ちをかける。

結果として「頑張ってる感」だけが浮き彫りになり、インスタ映えどころか“インスタ映えしない努力”になってしまうのがロードバイクBBAの悲しい宿命だ。

爆笑必至!ロードバイクBBAあるある12選|界隈を濁す生態図鑑

ロードバイクBBAを観察していると、なぜか似たような行動パターンを繰り返していることに気づく。彼女たちは個人差こそあれど、共通する“残念ムーブ”を見事に量産する生き物なのだ。

太さも重さも惜しさも、すべて日常の振る舞いに反映され、気づけば「それBBAあるあるじゃん」と界隈で笑われる定番ネタに。

カフェの注文からライド中の振る舞い、さらにはSNSや人間関係に至るまで、どれもロード界隈を濁すには十分な破壊力を持っている。

以下に紹介する12のあるあるは、目撃談が後を絶たない鉄板エピソードばかり。読み進めれば、なぜロード界隈から女子が消えていくのか、うっすらと理解できてしまうかもしれない。

あるある① カフェライドでパスタ&ケーキ爆食い

ロードバイクBBAの定番ムーブは、もはや“カフェライド”という名のグルメツアーだ。

走る距離より食べる量がメインイベントで、注文はパスタに加えてケーキを2個、3個と平然と追加。SNSには「ご褒美ライド♡」と投稿するが、摂取カロリーは消費分をはるかにオーバーしているのは明白である。

周囲が「それじゃ痩せないよ」と内心ツッコんでも、本人は満面の笑みでフォークを運び続ける。結果として太さは増す一方、それでも「筋肉だから!」と謎の理論で自己正当化する姿は、まさにロードバイクBBAあるあるの象徴だ。

あるある② ヘルメットを外すと昭和のアイドル落ち武者

ロードバイクBBAのもう一つの悲劇が、髪型とヘルメットの相性問題だ。

ライド前に美容室で整えてきたかのように気合いを入れていても、ヘルメットを被った瞬間にすべてが崩壊。ライド後に外した姿は、まるで静電気を浴びた後のような爆発頭。前髪はヘルメットの跡で不自然に割れ、後ろ髪はぺちゃんこなのに一部だけハネている。

本人は必死に手ぐしで直そうとするが、すでにインスタ用の“キラキラ感”は完全消滅。周囲からは「さっきまで頑張ってたのに…」と失笑される、ロードバイクBBAあるあるの鉄板ネタである。

あるある③ 女子枠アピール全開!チヤホヤ待ちスタンバイ

ロードバイクBBAの得意技が、この“女子枠アピール”だ。グループライドに参加すれば「女子少ないよね~」と被害者ぶりをかましつつ、内心は「だからチヤホヤして♡」と全力待機。

ペースが遅れても「女子だから仕方ない」で済ませ、サポートされれば「やっぱり優しい♡」と自己満足。さらにSNSでは「今日は男子に囲まれて走りました♪」と報告して承認欲求を爆発させる。

実際の走力は初級ローディレベルでも、“女子枠”という見えないバリアをまとって特別扱いを要求する姿は、ロード界隈で失笑を買うテンプレ行動である。

あるある④ ジャージ披露会ライド|走りは二の次

ロードバイクBBAにとって、ライドそのものより大事なのは“新作ジャージをお披露目すること”である。特に好むのは人気ブランドRapha。

集合場所に現れた瞬間から「どう?似合う?」とドヤ顔全開、実際の走りはおざなりで距離もスピードも二の次。グループライドが終わればSNSに集合写真をアップし、ハッシュタグやブランド名をしっかり添えて自己満アピール。

だが体型や小物との相性は総じて悪く、結果は「惜しい」の一言に尽きる。結局ライドは“ファッション披露会”と化し、仲間は心の中で「今日も走りより布の宣伝か」と苦笑するのである。

あるある⑤ インスタ用コーデは完璧、チェーンは真っ黒

ロードバイクBBAは、自分の見た目には全力投球するが、愛車のケアは驚くほど無関心だ。

Raphaの新作ジャージに身を包み、メイクも整えてインスタ用にキラキラ自撮り。しかし足元に目をやれば、チェーンは真っ黒、フレームはホコリまみれという残念な現実が広がる。まるで「私は映えるけど、バイクは背景小道具」とでも言いたげだ。

ライド仲間からは「そのチェーンでよくドヤれるな」と心の中で突っ込まれ、整備不良ゆえのトラブルに遭遇すれば一気に失笑の的に。オシャレ全振りとメンテ放棄のギャップこそ、ロードバイクBBAあるあるの真骨頂である。

あるある⑥ 美白死守!でも汗と蒸れで逆に地獄

ロードバイクBBAにとって、日焼けは何よりも恐ろしい敵。夏場でも長袖アームカバー、首にはネックゲイター、顔には日焼け止めを重ね塗りし、まるで紫外線から逃げる鎧武者のような完全防備で走り出す。

しかし皮肉なことに、その防御力が高ければ高いほど体内は蒸し風呂状態。汗でメイクは崩れ、インスタ用のキラキラ感も地に落ちる。

しかも「日焼けするくらいなら熱中症の方がマシ」と言わんばかりに我慢を続ける姿は、見ている側にはもはやギャグでしかない。美白を死守した結果、本人だけ地獄ライドになるのがロードバイクBBAの定番である。

あるある⑦ 街では空気、サイクリングロードでは姫扱い

普段の街中や会社の中では完全にスルー対象、非モテなロードバイクBBA。しかしサイクリングロードに出ると突然“姫扱い”に昇格するのが不思議な現象だ。

男性ローディが「そのバイクいいですね」「一緒に走りませんか?」と声をかけてくれるのは、単に女子が少ない界隈だからという理由にすぎないのだが、本人は「私まだイケるかも」と勘違い。

さらにSNSで「今日も声をかけられちゃいました♡」と自慢することで承認欲求を満たす。だが現実には街での存在感ゼロが揺るがないため、その落差が余計に笑いを誘う。ロード界限定の“錯覚モテ”こそ、ロードバイクBBAのあるあるである。

あるある⑧ パーツ名は全部“あのクルクルするやつ”で済ます

ロードバイクBBAにとって、自転車のパーツ名を覚えるのはほぼ不可能なミッションだ。ディレイラーもスプロケも区別がつかず、全部ひとまとめにして「あのクルクルするやつ」で処理してしまう。

メカ好きローディが真剣に解説しても、説明されても3秒で忘れるBBA脳。本人は相槌だけで右から左へスルー。なのにカフェの限定ケーキや推しアイドルの衣装の細部には異様に詳しいから余計にタチが悪い。

結果としてメンテやトラブルの場面では何もできず、周囲を頼るしかない。パーツ名を呼ばず、擬音とジェスチャーで乗り切ろうとするのがロードバイクBBAあるあるである。

あるある⑨ 目的地は“映えカフェ”のはずが、なぜか住宅街ぐるぐる

ロードバイクBBAのライド目的は、ほぼ“映えカフェ巡り”。しかし方向音痴ぶりが炸裂し、サイコンもスマホもフル活用しているはずなのに、なぜかたどり着けない。

気づけば住宅街や畑の脇道をぐるぐる回り、仲間を道連れに迷子ライドを展開するのがお約束だ。しかも本人は「寄り道も楽しいよね♡」とポジティブ変換し、失敗を完全スルー。

最終的に見つけたカフェは当初の目的地とは違う別の店で、それでもSNSには「映えカフェに行ってきました!」と堂々投稿。迷子スキルを隠すどころか、むしろネタとして量産するのがロードバイクBBAあるあるである。

あるある⑩ 初心者の赤面レーパン、1か月後には堂々デブパン

ロードバイクBBAの“レーパン羞恥期”は短い。最初は「これ下着じゃん…恥ずかしい!」と赤面し、腰にパーカーを巻いたりジャージの裾を必死に引っ張ったりと抵抗を見せる。

しかし1か月も経てば羞恥心は完全に蒸発。今ではコンビニも食堂も堂々とレーパン姿で突入し、むしろ「これが本気の証」と言わんばかりにドヤ顔まで添える。

だが現実は、二の腕や腹回りに続いて下半身もレーパンによって強調され、もはや“デブパン”の公開処刑。本人だけが快適さと解放感に浸り、周囲が目のやり場に困るのがロードバイクBBAあるあるである。

あるある⑪ パンクしたらタイヤ外すより先に心が折れる

ロードバイクBBAにとって、パンクはライド最大の敵だ。修理キットは一応サドルバッグに忍ばせてあるものの、実際に使えるわけではない。

いざタイヤがぺしゃんこになった瞬間、「どうしよう…」と顔面蒼白。チューブを外そうとする前に心が折れ、結局はその場で仲間に丸投げするか、最悪タクシーや家族召喚でライド終了。

SNSには「今日はアクシデントでDNFでした♡」と投稿して誤魔化すのもお約束だ。要するに、ロードバイクBBAにとってパンク修理とは技術ではなく“人間関係頼み”の課題であり、自力解決など夢のまた夢なのである。

あるある⑫ 香水バリア崩壊、むき出しのBBAスメル

普段のロードバイクBBAは、香水やボディミスト、制汗スプレーで“女子らしい匂い”を演出しているつもりだ。

職場や街中ではそのバリアでなんとか誤魔化せるが、ライドに出た瞬間に全シールドは崩壊。汗と皮脂が噴き出し、フレグランスは跡形もなく消え去り、むき出しのBBAスメルが全力で解放される。

本人もうすうす気づいてはいるものの、走行中に鼻を直撃する自分の体臭に絶望。仲間に「この空気、なんか重いな…」と思われる原因が、実は自分のスメルだったと気づく瞬間は、ロードバイクBBAあるあるの中でも屈指の公開処刑である。

ロードバイクBBA誕生の理由|なぜBBAはロードバイクを趣味にしたのか?

ロードバイク界隈は、もともと女子が少ない特殊な環境だ。高額な機材投資、体力や根気を求められる練習、そしておぢだらけのコミュニティ。カフェやフィットネスには女性が溢れているのに、ロードバイクでは女子は“珍獣扱い”されるほど希少である。

そんな環境にもかかわらず、あえてロードを趣味に選ぶ女性がいるのは、逆に女子が少ないからこそ「特別扱いされる」という期待があるからだ。

さらに「痩せそう」「インスタ映えしそう」という動機も加わり、参入するBBAが後を絶たない。しかし現実は、カフェライドで爆食いして痩せず、映え狙いも惜しい方向にズレ、ロード界の笑いのタネとなる。こうして女子の少なさが逆にBBAを生み出す温床となっているのである。

女子が少ないロードバイク界隈の現実

ロードバイク界隈は、圧倒的に男性比率が高い世界だ。まず機材投資が高額で、ウェアやホイールにまでこだわればあっという間に数十万円単位の出費。さらに長時間のライドやヒルクライムといった体力的な負担も大きく、どう考えても“気軽な趣味”とは言いがたい。

そのため若い女性にとってロードは敷居が高く、「入りづらい」と感じるのが現実だ。実際、女性が自転車を趣味にするなら第一選択肢はミニベロやクロスバイク。ミニベロはコンパクトで可愛らしく、街乗りやカフェ巡りとの相性も抜群で“映え”にも強い。対してロードバイクはガチっぽさ全開で、抜け感ゼロの本気趣味。おしゃれに軽く楽しみたい層からは敬遠されるのも無理はない。

さらに、ロードバイクのような本格的なスポーツを女性が趣味として始めるのは、比較的年齢が高くなってからのケースが多い。きっかけは「夫が趣味で乗っているから」「健康のために運動を始めた」などで、独自に参入する若い女性はごく少数派である。

こうしてロードバイク女子は元々の母数が極端に少ない上に、参入経路も限られている。結果として界隈では“女子=希少種”となり、そのなかで太い・重い・惜しいを兼ね備えたロードバイクBBAがやたらと目立つ構図が完成してしまうのである。

それでも若い女性がロードバイクを趣味にする理由

それでも少数ながら若い女性がロードバイクにハマるのは、他では得られない“非日常感”があるからだ。

まずSNSでの映え要素。ロードバイクは高級ブランドのジャージや洗練された機材と組み合わせれば、一気に“キラキラ趣味”として発信できる。

またダイエットや体型維持の手段として取り入れるケースも多く、自己管理の一環としてライドに打ち込む女性もいる。さらに男性ばかりの界隈だからこそ「女子枠」として目立てるという妙な優越感も後押しする。

結果としてロード女子は“レアキャラ”として重宝されるが、その中からロードバイクBBAへと進化する予備軍も少なくない。

そしてロードバイク女子→BBAへと進化

最初はキラキラしたロードバイク女子として界隈にデビューしても、その輝きが長続きするとは限らない。カフェライドでスイーツを爆食し続ければ体型は“太い”方向へ、愛車や仲間への執着が強まれば“重い”存在へ、SNSで映えを狙えば狙うほどセンスのズレが目立ち“惜しい”キャラへと変貌していく。

さらに年齢を重ねるごとに、女子扱いからBBA扱いへとシフトするのは時間の問題だ。こうしてロード界隈の希少種である女子が、いつしか界隈をにぎわせるネタキャラ=ロードバイクBBAへと進化していくのである。

どうすればロードバイク女子は増えるのか?|BBAも含めて女子ウェルカム計画

ロードバイク界隈が長年抱える悩みのひとつが「女子の少なさ」だ。イベント会場やグループライドを見渡しても、圧倒的におぢ率が高く、華やかさはゼロ。

結果として“女子がいるだけで貴重”という歪な構図が生まれ、その少数女子がBBA化しても「まあ仕方ない」と片付けられてしまうのが現状である。

しかし、そもそも女子がもっと参入していれば、ロードバイク=おぢとBBAの楽園という偏ったイメージは変わるはずだ。つまり女子を増やすことは、界隈の未来を救うカギでもある。

ここではどうすれば女性にロードバイクの魅力を伝え、気軽に飛び込める環境をつくれるのかを考えてみたい。

①ロードバイク=痩せるだけじゃない魅力を伝えろ

ロードバイクに興味を持つ女性の多くは「痩せそう」という理由で始めようとする。しかしこの一点だけを強調すると、実際にはカフェライドでスイーツ爆食い→結果“痩せないBBA”を量産する未来しか待っていない。

本当の魅力はそこではなく、風を切って走る爽快感や、長距離を走破したときの達成感、知らない景色に出会える旅感覚にある。さらに仲間と走ることで得られる一体感も、他の趣味にはなかなかない醍醐味だ。ロードバイク=ダイエット機械という誤解を解き、“非日常を楽しむツール”として伝えることが、女子参入を増やす第一歩になる。

②ガチ臭ゼロの“ゆるふわ入口”を用意する

ロードバイク界隈が女子に敬遠される大きな理由のひとつが“ガチ勢臭”だ。初対面からFTP値やヒルクライムのタイムを語られても、初心者女子からすれば「いきなり部活かよ」と引いてしまうだけ。

まず必要なのは、もっとライトで“ゆるふわ”な入り口だ。おしゃれなウェアで気軽に走れるポタリングや、観光やグルメとセットになったライドを前面に打ち出すことでハードルはぐっと下がる。最初から本気トレーニングを課すのではなく、“楽しむための趣味”としてロードを提示することが、ロードバイク女子人口を増やすカギになる。

③コミュニティの空気を浄化せよ

女子がロードバイク界隈に定着しない最大の理由は、コミュニティの空気の悪さにある。グループライドに参加すれば、ロードバイクおぢの説教や武勇伝が延々と続き、横ではロードバイクBBAがチヤホヤ待ちオーラを撒き散らす。

こんな濁った空気の中に、新規女子が長居できるはずもない。本気で女子を増やしたいなら、まずはこの環境をクリーンにすることが必要だ。

初心者でも安心して参加できる雰囲気づくり、フラットで気楽な関係性を育てる仕掛けがあれば、女子が「また走りたい」と思える界隈へと変わっていく。

④SNSで“映え以外の推し要素”を作る

ロードバイク女子がSNSで目立とうとすると、どうしても“映え写真”に偏りがちだ。カフェスイーツや新作ジャージの自撮りばかりでは、結局ロードバイクBBAと変わらない路線に迷い込む。

必要なのは映え以外の“推し要素”だ。

例えば、旅先での小さな発見や、仲間と走る楽しさ、挑戦を乗り越えたストーリーなどを発信すれば、共感と興味を呼びやすい。映え写真は一瞬の輝きにすぎないが、リアルな体験談は読んだ人の心に残る。

SNSの発信を“自己アピール”から“体験シェア”へ切り替えることが、ロードバイク女子人口を広げるカギとなる。

⑤BBAもロード界の大事な“にぎやかし要員”

ロードバイク女子を増やすには、実はロードバイクBBAの存在も無視できない。太い・重い・惜しい三拍子が揃ったキャラは、界隈を笑わせる“にぎやかし要員”として一定の役割を果たしている。

むしろBBAがいるから雰囲気が柔らかくなり、初心者女子も入りやすいケースすらあるのだ。女子の数が増えれば相対的にBBAの存在感は薄まり、今のように悪目立ちすることも減る。

つまり「BBAもウェルカム」のスタンスが、ロードバイク女子を増やすうえでの現実的な作戦といえる。ネタキャラも含めて多様性を受け入れることが、界隈を活性化させる近道だ。

⑥ K-POPノリで参入?“韓国っぽ”なら女子も食いつく

若い女性をロードバイク界隈に呼び込むには、“韓国っぽ”の力を借りるのも一手だ。K-POPや韓国カフェがブームになっているように「推し活」と「映え」をセットにすれば女子の食いつきは抜群。

例えばパステルカラーのバイクや、韓国ブランドっぽいウェアを打ち出せば、ガチ臭の強いロード界にも華やかさが生まれる。

BLACKPINKのMVのように撮れるスポットでライド企画を組めば、インスタとの相性も最強。ロードバイク=おぢとBBAの巣窟というイメージを、韓国カルチャーの波で一気に塗り替える――そんな作戦も女子人口を増やす現実的なきっかけになるかもしれない。

まとめ|太い・重い・惜しいがロードバイク界隈の華

ロードバイクBBAは、太い・重い・惜しいの三拍子で界隈をにぎわせる“ネタキャラ”だ。本人はキラキラしたロードバイク女子のつもりでも、周囲からはBBA認定され、笑いとツッコミを提供する存在になっている。

しかし見方を変えれば、このBBA現象こそがロード界の多様性を支えているともいえる。女子が少ない界隈であっても、BBAがいるからこそ空気が和み、話題が増え、結果的にコミュニティが活性化しているのだ。

もちろん、もっと若い女性や新規女子が増えれば華やかさもアップするだろう。だがBBAも含めて女子を歓迎できる懐の深さこそ、ロードバイク界隈に求められるものではないだろうか。

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