週刊チャリにゅ~|2025年9月28日〜10月4日の自転車関連ニュースまとめ

チャリにゅ~

2025年9月28日(日)から10月4日(土)までの自転車関連のニュースをまとめました!

  1. 自転車全般のニュース(世界動向を含む)
    1. StravaがGarminを提訴、特許侵害と契約違反を主張
  2. 法律・規制・自転車の事件・事故関連ニュース
    1. 北海道北広島の市民レースで60代男性が転倒死
    2. 静岡・島田市で90代男性が自転車事故死
    3. 三島市で高校生が停車車両に追突し重体
    4. 富山県警が「自転車BST」を発足、青切符制度を見据え
  3. ロードバイク関連ニュース
    1. 世界選男子エリートロードレース:ポガチャルが2年連続世界王者に
    2. 世界選女子エリートロードレース:カナダのヴァリエールが初優勝
    3. ミュンスターランド・ジロ:フィリプセンが連覇
    4. CROレース:マニエが開幕3連勝、マクナルティが女王ステージ独走V
    5. ジロ・デッレミリア、イスラエル・プルミエテックの招待を取り消し
    6. ヨーロッパ選手権2025男子エリート個人TT:レムコ・エヴェネプールが圧勝で欧州王者に
    7. ヨーロッパ選手権2025女子エリート個人TT:マーレン・ロイザーが強風下で連覇達成
    8. ヨーロッパ選手権2025混合リレーTT:フランスがイタリアを7秒差で破ってタイトル奪取
    9. アルケア-B&Bが資金難で存続危機
  4. MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース
    1. Rad Dirt Fest:デ・クレッシェンツォが4連覇、男子はコール・デイビス初優勝
    2. UCI MTBワールドシリーズ:北米ラウンドが続行
  5. その他(シティサイクル・ママチャリ・電アシなど)
    1. パナソニック「ベロスター」限定カラーを発売
    2. 幕張エリアに「HELLO CYCLING」ポート設置
  6. 来週25年10月5日(日)~10月11日(土)の注目イベント予定
    1. コッパ・アゴストーニ(10月5日・イタリア)
    2. トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ(10月7日・イタリア)
    3. ジロ・デル・ピエモンテ(10月9日・イタリア)
    4. イル・ロンバルディア(10月11日・イタリア)
    5. MTBワールドシリーズ最終戦はカナダ・モンサンヌーヴ
    6. UCIグラベル世界選手権(オランダ・ズイトリンブルフ)開催
    7. CROレース&ツール・ド・ランカウイ最終日

自転車全般のニュース(世界動向を含む)

StravaがGarminを提訴、特許侵害と契約違反を主張

StravaはGarminに対して、自社特許の侵害と過去の協業契約の逸脱があるとして米コロラド州連邦地裁に提訴しました。対象は「セグメント機能」や「人気ルートヒートマップ」などで、Stravaは差止命令も求めています。Garminは争う姿勢を見せており、両社の対立が法廷に持ち込まれる形となりました。

法律・規制・自転車の事件・事故関連ニュース

北海道北広島の市民レースで60代男性が転倒死

9月28日、北広島市で開催された市民ロードレースで、参加していた60代男性が下り坂で転倒し、その後死亡しました。大会は直後に中止となり、警察が原因を調査中です。

静岡・島田市で90代男性が自転車事故死

10月1日、静岡県島田市の交差点で、自転車に乗っていた90代男性が大型車と衝突し死亡しました。現場は一時停止標識がある交差点で、警察が詳しい状況を調べています。

三島市で高校生が停車車両に追突し重体

10月2日、静岡県三島市で16歳男子高校生が自転車で停車車両に追突し、頭を強く打って意識不明の重体となりました。

富山県警が「自転車BST」を発足、青切符制度を見据え

10月2日、富山県警は自転車違反の取り締まり強化を目的に「Bicycle Safety Team(BST)」を発足しました。2026年4月導入予定の「青切符制度」に先駆けた取り組みです。

ロードバイク関連ニュース

世界選男子エリートロードレース:ポガチャルが2年連続世界王者に

9月28日、ルワンダ・キガリで行われた男子エリート・ロードで、スロベニアのタデイ・ポガチャルが前年に続いて連覇を達成しました。中盤からの長距離独走で圧倒し、2位のエヴェネプールに大差をつけてゴールしました。

世界選女子エリートロードレース:カナダのヴァリエールが初優勝

女子エリートは9月27日に行われ、カナダのマグダレーヌ・ヴァリエールが初の世界タイトルを獲得。カナダ選手としても史上初の快挙となりました。

ミュンスターランド・ジロ:フィリプセンが連覇

10月3日、ドイツで開催された1.Pro「ミュンスターランド・ジロ」はヤスパー・フィリプセン(アルペシン)がスプリントを制し、大会2連覇を果たしました。

CROレース:マニエが開幕3連勝、マクナルティが女王ステージ独走V

クロアチアのステージレースでは、スーダル・クイックステップのポール・マニエが第1〜3ステージを連勝。第4ステージはUAEのブランドン・マクナルティが独走で制しました。

ジロ・デッレミリア、イスラエル・プルミエテックの招待を取り消し

10月1日、ジロ・デッレミリア主催者は「公共の安全」を理由にイスラエル・プルミエテックの招待を取り消しました。抗議活動の懸念が影響しています。

ヨーロッパ選手権2025男子エリート個人TT:レムコ・エヴェネプールが圧勝で欧州王者に

10月1日、フランスで行われたUECヨーロッパ選手権・男子エリート個人タイムトライアル(24km)は、ベルギーの レムコ・エヴェネプール が圧倒的な走りで優勝しました。イタリアの フィリッポ・ガンナ を43秒差で下し、デンマークの ニクラス・ラーセン が3位に入りました。エヴェネプールは世界選や五輪に続き、欧州タイトルも獲得しタイムトライアル王者としての地位をさらに固めました。

ヨーロッパ選手権2025女子エリート個人TT:マーレン・ロイザーが強風下で連覇達成

同日行われた女子エリート個人タイムトライアル(24km)では、スイスの マーレン・ロイザー が優勝し、昨年に続く連覇を果たしました。強風が吹き荒れる難条件の中でも安定したペースで走り切り、ノルウェーの シルイェ・オッテスタッド が2位、オランダの ブレデウォルド が3位に入りました。ロイザーは世界選手権に続く戴冠となり、改めて世界最強TTスペシャリストぶりを証明しました。

ヨーロッパ選手権2025混合リレーTT:フランスがイタリアを7秒差で破ってタイトル奪取

2025年UECロード欧州選手権(フランス・ドローム=アルデシュ/Étoile-sur-Rhône開催)の混合チームタイムトライアル(TTT)で、ホスト国フランスがイタリアを7秒差で破り優勝しました。距離は約40km、コースは起伏ある構成。スイスが銅メダル獲得。

アルケア-B&Bが資金難で存続危機

フランスのアルケア-B&Bチームは、来季登録の財政保証期限が迫る中、GMがスポンサー支援を呼びかけています。資金難によるチーム存続の危機が報じられました。

MTB/グラベル/シクロクロス関連ニュース

Rad Dirt Fest:デ・クレッシェンツォが4連覇、男子はコール・デイビス初優勝

米コロラド州で行われたグラベルレース「Rad Dirt Fest」では、女子でローレン・デ・クレッシェンツォが独走で4連覇。男子はコール・デイビスが初勝利を挙げました。

UCI MTBワールドシリーズ:北米ラウンドが続行

10月3〜5日に米レイクプラシッドでXCO/XCC/DH戦が開催。続いて10月9〜12日にはカナダ・モンサンヌーヴで最終戦が行われ、シーズン総決算を迎えます。

その他(シティサイクル・ママチャリ・電アシなど)

パナソニック「ベロスター」限定カラーを発売

パナソニック サイクルテックは、クロスバイク型電動アシスト「ベロスター」の限定カラーを発表。税込12万3,000円、約1,200台限定で10月から順次発売されます。

幕張エリアに「HELLO CYCLING」ポート設置

千葉市美浜区の幕張新都心エリア(海浜幕張駅〜幕張豊砂駅)でシェアサイクル「HELLO CYCLING」のポート案内が10月1日付で更新されました。

来週25年10月5日(日)~10月11日(土)の注目イベント予定

コッパ・アゴストーニ(10月5日・イタリア)

イタリア・ロンバルディア州のリッソーネを中心に開催される「コッパ・アゴストーニ」は、秋のイタリアクラシック週間の開幕を告げるワンデイレースです。ブリアンツァ地方の丘陵地帯を舞台に、登坂力とパンチ力を兼ね備えたライダーが有利とされます。イル・ロンバルディアに向けた重要な前哨戦でもあり、イタリア勢をはじめトップチームが集結します。

トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ(10月7日・イタリア)

「三つの谷」という名のとおり、ヴァレーゼ県の三つの渓谷を巡るワンデイレース。起伏に富むコースで知られ、ゴールスプリントに持ち込まれることもあれば、終盤の坂で抜け出した選手がそのまま逃げ切る展開もあります。イタリアの秋クラシックの中でも伝統ある大会で、ロンバルディア直前の調整レースとして有力選手が数多く出走予定です。

ジロ・デル・ピエモンテ(10月9日・イタリア)

ピエモンテ州を舞台とする「ジロ・デル・ピエモンテ」は、ロンバルディアを目前に控えたワンデイレース。200km前後のコースは年ごとに変化しますが、丘陵や山岳区間が多く含まれ、純粋なスプリンターよりも登坂に強いクラシックハンター向き。翌週のモニュメントへ向けた最後の腕試しの場として位置付けられています。

イル・ロンバルディア(10月11日・イタリア)

モニュメントの一つ「イル・ロンバルディア」、通称「落ち葉のクラシック」が10月11日に開催されます。ベルガモ~コモ周辺を舞台にした長距離ワンデイで、獲得標高は4000mを超えることも珍しくありません。マドンナ・デル・ギザッロの登坂やサン・フェルモ・デッラ・バッターリアなど伝統の難所が勝負所。シーズン最後の大一番として、グランツールで活躍したオールラウンダーやクライマーがタイトルを狙います。

MTBワールドシリーズ最終戦はカナダ・モンサンヌーヴ

10月9〜12日、カナダ・モンサンヌーヴでXCC/XCO/DHのUCI MTBワールドシリーズ最終戦が開催されます。

UCIグラベル世界選手権(オランダ・ズイトリンブルフ)開催

10月11〜12日、オランダでグラベル世界選手権が行われます。

CROレース&ツール・ド・ランカウイ最終日

10月5日にCROレース(クロアチア)とツール・ド・ランカウイ(マレーシア)がともに最終ステージを迎えます。

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