【2025年版】クロスバイクブランド格付けTier B|人気・コスパ最強・ダサいメーカー完全網羅

格付けTier表

クロスバイクの世界で「いちばん街に多い」のが、このTier Bに属するブランド群です。派手すぎず、かといって地味すぎもしない──日常と趣味の境界を軽やかに跨ぐ、その“ちょうど良さ”こそが最大の魅力といえます。通勤・通学・週末ライドのどれにもマッチし、デザイン性や走行性能にも一定のこだわりを持つモデルが多く、カフェの駐輪場でも浮かない存在感を放ちます。

さらに、Bランク帯は「選んで間違いがない安心ブランド」の集積地でもあります。口コミやレビューでも安定した評価を得ており、上位モデルへのステップアップを見据えたエントリーユーザーにも支持されています。2025年のクロスバイク市場では、コスパ・デザイン・実用性の三拍子が揃ったこの層が、まさに“日本の定番”として不動の地位を築いているのです。

  1. クロスバイクブランド格付けTier Bランクの立ち位置
  2. クロスバイクブランド格付け総合 第15位 corratec(コラテック)
    1. corratec(コラテック)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. corratec(コラテック)のクロスバイク解説
  3. クロスバイクブランド格付け総合 同率15位 tokyobike(トーキョーバイク)
    1. tokyobike(トーキョーバイク)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. tokyobike(トーキョーバイク)のクロスバイク解説
  4. クロスバイクブランド格付け総合 同率15位 GIANT(ジャイアント)
    1. GIANT(ジャイアント)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. GIANT(ジャイアント)のクロスバイク解説
  5. クロスバイクブランド格付け総合 第18位 Fuji(フジ)
    1. Fuji(フジ)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. Fuji(フジ)のクロスバイク解説
  6. クロスバイクブランド格付け総合 同率18位 GIOS(ジオス)
    1. GIOS(ジオス)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. GIOS(ジオス)のクロスバイク解説
  7. クロスバイクブランド格付け総合 同率18位 JAMIS(ジェイミス)
    1. JAMIS(ジェイミス)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. JAMIS(ジェイミス)のクロスバイク解説
  8. クロスバイクブランド格付け総合 同率18位 MARIN(マリーン)
    1. MARIN(マリーン)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. MARIN(マリーン)のクロスバイク解説
  9. クロスバイクブランド格付け総合 第22位 MERIDA(メリダ)
    1. MERIDA(メリダ)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. MERIDA(メリダ)のクロスバイク解説
  10. クロスバイクブランド格付け総合 同率22位 BRIDGESTONE(ブリヂストン)
    1. BRIDGESTONE(ブリヂストン)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. BRIDGESTONE(ブリヂストン)のクロスバイク解説
  11. クロスバイクブランド格付け総合 同率22位 YAMAHA(ヤマハ)
    1. YAMAHA(ヤマハ)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. YAMAHA(ヤマハ)のクロスバイク解説
  12. クロスバイクブランド格付け総合 同率22位 RALEIGH(ラレー)
    1. RALEIGH(ラレー)2025年のクロスバイクブランド格付け評価
    2. RALEIGH(ラレー)のクロスバイク解説
  13. クロスバイクブランド格付けTier Bランクの特徴と魅力
  14. 2025年ロードバイクブランド格付けTier Bランクまとめ

クロスバイクブランド格付けTier Bランクの立ち位置

Tier Bランク帯:実用とお洒落とコスパのバランスが秀逸

Tier Bランクのクロスバイクは、「実用とお洒落とコスパのバランスが秀逸」と評されるカテゴリーです。いわば“リアルユーザーの主力ゾーン”であり、通勤や街乗り、週末のちょっとしたサイクリングまでを快適にこなす万能型。ブランドとしての信頼性が高く、デザインにも抜け感があり、誰が乗ってもサマになる完成度を持っています。

また、過剰なブランド志向や見栄を排しながらも、「安っぽく見えない」絶妙なラインを守っているのが特徴です。スペック的にも堅実で、フレーム素材や変速系、タイヤ幅などに明確な意図が感じられ、実走性能と扱いやすさを高次元で両立しています。価格も10万円前後を中心に設定されており、初心者からベテランまで満足度の高い選択肢となっています。

つまりTier Bは、「長く付き合える一台を、賢く選びたい人」にこそ最適なランクです。飾らず、妥協せず、日常に溶け込みながらも“ちょっといいモノ”を求める層の心を確実につかむ――それがBランクの立ち位置といえるでしょう。

クロスバイクブランド格付け総合 第15位 corratec(コラテック)

corratec(コラテック)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 37pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性7pt
性能8pt
希少性7pt
コスパ7pt
合計37/50pt

corratec(コラテック)のクロスバイク解説

corratec(コラテック)は1990年にドイツ・バイエルン州で創業したスポーツバイクブランドで、アルミフレームの加工技術と剛性設計に定評があります。クロスバイクでは「SHAPE(シェイプ)」シリーズを中心に展開しており、街乗りから通勤、軽いフィットネスまでを想定した万能設計が特徴です。

評価はデザイン性8、ステータス性7、性能8、希少性7、コスパ7で合計37点。

主力モデルはSHAPE SPORT、SHAPE URBAN DISC、SHAPE CHUBBYの3種類。いずれも独自のベンディング加工を施したトップチューブを採用し、振動吸収と剛性バランスを高めています。チェーンステーには「LPC(Low Profile Chainstay)」構造を導入し、チェーンの暴れを抑える設計とするなど、細部にも実用性を重視した工夫が見られます。

SHAPE URBAN DISCは油圧ディスクブレーキと700×35cのやや太めタイヤを組み合わせ、制動力と安定性を両立。CHUBBYは650B×47cタイヤを装備し、段差や砂利道にも強い“セミグラベル的”な走破性を備えています。2025年モデルでは新シマノCUESコンポを採用し、変速精度とメンテ性を高めた仕様に進化しました。

価格帯は7万〜10万円前後と手の届きやすい設定で、見た目にも上品さを感じさせるデザインが魅力です。ドイツブランドらしい堅実な設計思想と信頼性の高さから、通勤にも趣味にも使える“長く付き合える一台”として安定した人気を誇っています。

クロスバイクブランド格付け総合 同率15位 tokyobike(トーキョーバイク)

tokyobike(トーキョーバイク)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 37pt/50pt

項目点数
デザイン性9pt
ステータス性7pt
性能7pt
希少性7pt
コスパ7pt
合計37/50pt

tokyobike(トーキョーバイク)のクロスバイク解説

tokyobike(トーキョーバイク)は2002年に東京・谷中で誕生した日本発の自転車ブランドです。コンセプトは「速く走るためではなく、街を楽しむための自転車」。クロスバイクカテゴリーでは、軽快な走りとデザイン性を両立したシリーズを展開しています。中心モデルの「SPORT 9s」は、軽量クロモリフレームと650cホイールを採用し、スムーズな加速と扱いやすさを両立。9段変速と細身のタイヤによって、街乗りから郊外ライドまで幅広く対応します。ポジションはやや前傾寄りで、クロスバイクらしいスポーティさを残しつつも、快適性を損なわない設計が特徴です。

評価はデザイン性9、ステータス性7、性能7、希少性7、コスパ7で合計37点。

2025年時点の国内展開では、変速数やホイール径の異なる複数モデルが用意されています。「CS」はシンプルな9段変速仕様で、日常使いに十分な機能を持ち、滑らかなペダリング感が魅力。「TOKYOBIKE 26」は26インチホイールを採用し、身長や性別を問わず乗りやすい万能モデルです。「BISOU」は7段変速とアップライトなハンドル形状で、リラックスした姿勢を保ちやすく、街中をゆったり走る人に人気があります。

フレームカラーはパステル調やアーストーンなど、ファッション感覚に合わせた多彩な展開が特徴で、2025年モデルでは限定色も追加。価格帯はおおよそ6万円台後半から9万円台前半となっており、別売りで泥よけやラックなどの純正アクセサリーも豊富です。

全体としてtokyobikeのクロスバイクは、スピードよりも“乗る時間の心地よさ”を追求したブランド哲学が貫かれています。都会の生活に自然と溶け込み、日常の移動を少しだけ特別にしてくれる存在として、多くのファンに支持されています。

クロスバイクブランド格付け総合 同率15位 GIANT(ジャイアント)

GIANT(ジャイアント)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 37pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性7pt
性能8pt
希少性4pt
コスパ10pt
合計37/50pt

GIANT(ジャイアント)のクロスバイク解説

GIANT(ジャイアント)は台湾に本拠を置く世界最大級の自転車メーカーであり、クロスバイク分野でも圧倒的な知名度を誇ります。2025年時点での主力ラインナップは「ESCAPE(エスケープ)」シリーズと「GRAVIER(グラビエ)」シリーズの二系統。いずれも街乗り、通勤、フィットネス用途に適した設計で、日本市場のニーズを的確に捉えています。

評価はデザイン性8、ステータス性7、性能8、希少性4、コスパ10で合計37点。

ベストセラーモデル「ESCAPE R3」は軽量アルミフレームを採用し、700×32Cタイヤとややアップライトなポジションで快適性を重視。第5世代フレームとなる現行モデルではケーブル内装化やブラックパーツ化などデザイン面の刷新も図られ、税込69,300円という価格で安定した人気を保っています。上位の「ESCAPE R DISC」は油圧ディスクブレーキを搭載し、雨天時でも制動力を確保。「ESCAPE R DROP」は新設計のドロップバー仕様で、30Cタイヤと補助ブレーキレバーを備え、街乗りでも扱いやすい新スタイルとして注目を集めています。

さらにスポーティな「ESCAPE RX DISC」は、軽量アルミフレームとフルカーボンフォーク、D-Fuseシートポストを採用。振動吸収性を高めながら走行剛性も維持し、変速系はSHIMANO CUES(2×9段)またはTIAGRA(2×10段)を搭載しています。価格はRX2で約12万円前後。よりアクティブな走りを求める層に支持されています。

一方の「GRAVIER」シリーズは、27.5インチ×45〜50mm幅のセミブロックタイヤを採用し、舗装路から砂利道まで対応。アルミフレームに太めのタイヤを組み合わせることで、街中の段差や未舗装路も安心して走れる万能設計です。価格はDISC仕様で税込78,100円前後。全モデルに純正フェンダーやラックなどのアクセサリー装着性が高く、通勤・通学にも最適化されています。

ジャイアントのクロスバイクは、設計精度・品質・価格のすべてで高い信頼を得ており、“最初の一台”としても“長く乗れる相棒”としても完成度の高いシリーズです。

クロスバイクブランド格付け総合 第18位 Fuji(フジ)

Fuji(フジ)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 36pt/50pt

項目点数
デザイン性9pt
ステータス性6pt
性能7pt
希少性6pt
コスパ8pt
合計36/50pt

Fuji(フジ)のクロスバイク解説

Fuji(フジ)は1899年創業の歴史を持つブランドで、現在はアメリカ・Fuji Bikesとしてグローバル展開しています。2025年のクロスバイクラインナップは「Absolute(アブソリュート)」「Traverse(トラバース)」「Crosstown(クロスタウン)」の3シリーズが中心です。いずれもフレーム素材に軽量アルミ「A2-SL」を採用し、実用性とデザイン性を両立しています。

評価はデザイン性9、ステータス性6、性能7、希少性6、コスパ8で合計36点。

代表モデルのAbsoluteは、軽快さと安定感を両立したフラットバイクで、通勤・通学からフィットネスまで幅広く対応します。2×9段または2×8段変速を採用し、700×32Cタイヤを標準装備。2025年モデルではケーブル内装化とフレーム剛性の最適化が進み、ペダリング効率と整備性が向上しました。上位グレードでは油圧ディスクブレーキ仕様も選択可能です。

Traverseはクロスバイクとマウンテンバイクの中間的な性格を持ち、63mmトラベルのサスペンションフォークと700×40Cタイヤを組み合わせ、舗装路から砂利道まで対応。油圧ディスクブレーキを採用し、軽いトレイルや林道走行にも適応します。Crosstownはリラックスしたポジションを重視し、サスペンションシートポストとステップスルーフレームを採用した快適志向モデルです。

カラーリングはブラック、グレー、ブルーなど落ち着いたトーンを中心に展開し、価格帯はおおむね8万円台前後。いずれのモデルもフェンダーやラックを装着しやすいマウントを備え、街乗りに適した実用性を重視しています。Fujiのクロスバイクは、機能・快適性・デザインをバランスよく融合した“長く付き合える日常の相棒”といえる存在です。

クロスバイクブランド格付け総合 同率18位 GIOS(ジオス)

GIOS(ジオス)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 36pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性6pt
性能7pt
希少性8pt
コスパ7pt
合計36/50pt

GIOS(ジオス)のクロスバイク解説

GIOS(ジオス)は1948年にイタリア・トリノで創業した老舗ブランドで、ブランドカラー「ジオスブルー」に象徴される美しいクロスバイクを展開しています。2025年時点での主力モデルは「MISTRAL(ミストラル)」「CANTARE(カンターレ)」「AMPIO(アンピーオ)」の3シリーズです。いずれも日本市場を強く意識して設計されており、通勤・通学から週末ライドまで幅広く対応します。

評価はデザイン性8、ステータス性6、性能7、希少性8、コスパ7で合計36点。

MISTRALはジオスを代表する定番クロスバイクで、軽量アルミフレームにシマノ製コンポーネントをフル装備。2×8段変速と700×32Cタイヤを採用し、安定感と軽快さを両立しています。最新の2025年モデルではケーブル内装化とロゴ配置の変更が行われ、よりスタイリッシュな外観へと進化。ディスク仕様では油圧ブレーキ版も登場し、制動力と全天候性能が向上しました。重量はリムブレーキ版で約10.8kg、ディスク版で約11.6kgです。

CANTAREはフィットネス志向のフラットバーモデルで、軽快な走行感が特徴。2×8段変速と28Cタイヤを組み合わせ、よりスピード感を重視した設計です。AMPIOはクロモリフレームとフォークを採用し、しなやかで伸びのある乗り味を実現。クラシカルなルックスと快適性を両立し、街乗りにもツーリングにも適します。

価格帯は5万円台から12万円前後。いずれのモデルもフェンダーやラック装着用のダボを備え、実用的な拡張性が高いのが特徴です。細部の仕上げにこだわったジオスのクロスバイクは、見た目の美しさと走りの上質さを兼ね備えた“日常で使えるイタリアンデザイン”として、確かな存在感を放っています。

クロスバイクブランド格付け総合 同率18位 JAMIS(ジェイミス)

JAMIS(ジェイミス)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 36pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性6pt
性能8pt
希少性8pt
コスパ6pt
合計36/50pt

JAMIS(ジェイミス)のクロスバイク解説

JAMIS(ジェイミス)は米国ニュージャージー拠点のスポーツバイクブランドで、都市走行からフィットネス、未舗装路まで幅広く対応するクロスバイクを展開しています。

評価はデザイン性8、ステータス性6、性能8、希少性8、コスパ6で合計36点。

2025年時点の国内主力はAllegro(アレグロ)、Coda(コーダ)、Sequel(シークエル)、DXTの四系列です。Allegroはトリプルバテッド6061アルミと内装ケーブル、豊富なラック/フェンダー用ダボを備え、上位ではフルカーボンフォークも採用。軽快さと実用性の両立が持ち味です。Codaはダブルバテッドのクロモリフレーム(モデルによりReynolds 520)で、しなやかな乗り味と耐久性を両立。700Cホイールと実用的なギア比で街乗りや通勤に適します。

Sequelは12mmスルーアクスル対応のスチールフレームに650B×47Cのワイドタイヤ、油圧ディスクとチューブレスレディリムを組み合わせ、段差や荒れた路面に強い設計です。DXTは63mmトラベルのサスペンションフォークと700C×42mm級のタイヤで、舗装/非舗装の行き来に適した“デュアルスポーツ”志向。全シリーズにサイズ別設計(SSD)を導入し、各サイズで剛性とハンドリングを最適化しています。

内装ケーブルで外観はすっきり、アクセサリーの適合性も高く、通勤・通学から週末の散走まで扱いやすい完成度です。変速は2×8段や2×9段、上位の一部で1×10段を設定し、油圧ディスク中心に安定した制動力を確保します。ボトルケージやキックスタンド台座も備え、日常整備性にも配慮されています。落ち着いたトーンのカラーと控えめなロゴはより街に馴染み、長く乗るほど良さが際立ちます。

クロスバイクブランド格付け総合 同率18位 MARIN(マリーン)

MARIN(マリーン)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 36pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性6pt
性能7pt
希少性8pt
コスパ7pt
合計36/50pt

MARIN(マリーン)のクロスバイク解説

MARIN(マリーン)は米カリフォルニア・マリン郡にルーツを持つブランドで、都市移動からフィットネスまで幅広くこなすクロスバイクを展開します。2025年の国内中心はFairfax、Presidio、Muirwoods、Kentfieldの4系統です。

評価はデザイン性8、ステータス性6、性能7、希少性8、コスパ7で合計36点。

FairfaxはSeries 2/3アルミフレームを採用し、上位はフルカーボンフォークや油圧ディスク、2×9段で軽快かつ確実な操作感が魅力です。普及グレードは内装ケーブル化やラック/フェンダー用ダボを備え、装備追加も容易です。Presidioは通勤特化の設計で、内装変速ハブ(7/8段)採用グレードやベルトドライブ対応フレーム、油圧ディスク、耐パンクタイヤなど実用装備を充実。

Muirwoodsはクロモリフレームと太めの700Cまたは650Bタイヤ、1×10段中心の構成で段差や荒れた舗装に強く、街と公園を軽快に行き来できます。Kentfieldはアップライトな乗車姿勢と1×系ドライブで、のんびり街乗りから気軽な散走まで扱いやすい一台です。国内では限定色やSE派生を含む展開があり、身長に合わせたサイズ設定、キックスタンド台座、豊富なダボ穴を用意します。

全体として、ケーブル内装やタイヤクリアランス、ラック・フェンダー適合を前提に設計され、通勤・通学から週末ライドまで一台で日常を支える実用性と拡張性を備えます。ブレーキは機械式または油圧ディスクを主に採用し、雨天の通勤でもコントロール性を重視。国内正規展開では純正アクセの適合が広く、キャリアやフェンダー、ライトまで一体感を保って拡張できます。カラー展開も落ち着いたトーンが中心です。

クロスバイクブランド格付け総合 第22位 MERIDA(メリダ)

MERIDA(メリダ)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 35pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性7pt
性能8pt
希少性4pt
コスパ8pt
合計35/50pt

MERIDA(メリダ)のクロスバイク解説

MERIDA(メリダ)は台湾の世界的な自転車メーカーで自社工場での量産技術を強みに、国内では「SPEEDER」と「CROSSWAY」を中核とするクロスバイクを展開します。2025年モデルは電動ではない日常用途を軸に、通勤・通学から週末フィットネスまでを一台でこなせる構成です。

評価はデザイン性8、ステータス性7、性能8、希少性4、コスパ8で合計35点。

SPEEDERはフラットバーの“速く走れる”系。軽量アルミフレームに内装ケーブル、路面の入力をいなすカーボンフォーク(上位)を組み合わせ、700×32〜35C前後のタイヤで軽快性と安定性を両立します。変速はCUESを中心に9〜10段、ブレーキは機械式または油圧ディスク。長い下りでも握力に優しい制動力を確保し、都市部のストップ&ゴーにも強い設計です。

CROSSWAYは“快適に使える万能型”。アルミフレームにリジッドもしくは63mm級サスペンションフォークの選択肢を用意し、700×38〜40Cのボリュームタイヤで段差や荒れた舗装に強い足回りを採用。CUES 9段中心の堅実な駆動系と、全天候で安心のディスクブレーキを備えます。

全車に近いレベルでフェンダー・ラック・キックスタンドに対応するF-Mount/C-Mount/K-Mountを装備。ボトル台座やライト用の取り付けも配慮され、実用拡張が容易です。日本人向け小さめサイズの設定や、視認性と品の良さを両立したカラーも用意。見た目は控えめでも設計は抜かりなく、“毎日乗れてしっかり走れる”を体現するのがMERIDAのクロスバイクです。

溶接部の仕上げや内装ケーブルの防汚にも配慮し、静粛性と耐久性を高めています。純正オプションに加え、フェンダーやライト標準装備の仕様もあり、購入直後から雨天や夜間通勤に対応できます。

クロスバイクブランド格付け総合 同率22位 BRIDGESTONE(ブリヂストン)

BRIDGESTONE(ブリヂストン)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 35pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性7pt
性能7pt
希少性5pt
コスパ8pt
合計35/50pt

BRIDGESTONE(ブリヂストン)のクロスバイク解説

BRIDGESTONE(ブリヂストン)は日本を代表する総合自転車メーカーで、スポーツバイク分野では「BRIDGESTONE GREEN LABEL」シリーズを中心にクロスバイクを展開しています。2025年時点の主力は「CYLVA(シルヴァ)」シリーズで、通勤・通学や街乗りを意識した安定設計と整備性の高さが特徴です。

評価はデザイン性8、ステータス性7、性能7、希少性5、コスパ8で合計35点。

代表モデルの「CYLVA F24」はアルミフレームとカーボンフォークを組み合わせ、軽量で振動吸収性に優れた仕様です。変速はフロント3段×リア8段の24段を採用し、坂道から平地まで幅広く対応。700×32Cのやや太めタイヤで直進安定性を確保しつつ、スポーティな走行感も楽しめます。2025年モデルではフレーム剛性とケーブル取り回しを改良し、軽量化と整備性を向上。デザインもマット系カラーを中心に洗練された印象です。

より街乗りに特化した「CYLVA F8F」は、アルミフレームに内装8段変速とベルトドライブを採用。チェーンオイル不要で汚れにくく、静粛性が高いことから通勤用として人気があります。ディスクブレーキ仕様で、雨天時でも安定した制動力を発揮。さらにフルフェンダーやスタンド、ライトを標準装備し、購入直後から日常使用に対応します。

また、カジュアルモデルとして位置づけられる「ORDINA(オルディナ)」シリーズも継続展開。軽量アルミフレームに7段変速を搭載し、手頃な価格で扱いやすいのが魅力です。

いずれのモデルも日本の道路環境を前提に開発され、乗り心地・耐久性・整備性の三拍子が揃っています。パーツ供給体制も安定しており、長期間にわたって安心して乗り続けられる国産ブランドとして高い信頼を得ています。

クロスバイクブランド格付け総合 同率22位 YAMAHA(ヤマハ)

YAMAHA(ヤマハ)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 35pt/50pt

項目点数
デザイン性7pt
ステータス性7pt
性能8pt
希少性7pt
コスパ6pt
合計35/50pt

YAMAHA(ヤマハ)のクロスバイク解説

YAMAHA(ヤマハ)は電動アシスト自転車の自社開発ユニットを軸に、クロスバイク系Eバイクを積極展開しています。2025年の国内主力はYPJシリーズのCROSSCORE RCとCROSSCORE Connectedで、通勤から週末ライドまでを想定。WABASH RTやPAS Braceも選べます。

評価はデザイン性7、ステータス性7、性能8、希少性7、コスパ6で合計35点。

CROSSCORE RCは軽量アルミフレームにPWseries S2(最大トルク75Nm)を搭載。36V・13.1Ah(500Wh)バッテリーとオートマチックを含む複数モードで、航続は約85〜188kmです。27.5×2.0インチタイヤとSR SUNTOUR製サスペンションフォーク、前180/後160mmローターの油圧ディスク、シマノCUES 9段で、街乗りからフィットネスまで安定感のある走りが持ち味です。価格は税込34万1千円前後、Mサイズ約23.5kgです。

CROSSCORE Connectedは同ユニットと500Whバッテリーを継承しつつ、Display Cと専用アプリ連携を追加し、走行ログやバッテリー管理に対応。価格は税込36万6千3百円前後。WABASH RTは700×45CタイヤとGRX 11段、ドロッパーシートポストを備える電動グラベルで、同ユニットと500Whを採用し、Mサイズ約21.1kg。PAS Braceは26インチ内装8段のスポーティモデルで、約64〜93kmの航続と実用装備を備えています。

YPJシリーズは長期保証(ユニット・フレーム3年、バッテリー2年)を付帯。通勤・通学から週末ライドまで、安心して使えるEクロスです。日常の取り回しや拡張性にも配慮しています。

クロスバイクブランド格付け総合 同率22位 RALEIGH(ラレー)

RALEIGH(ラレー)2025年のクロスバイクブランド格付け評価

Tier Bランク 35pt/50pt

項目点数
デザイン性8pt
ステータス性7pt
性能6pt
希少性7pt
コスパ7pt
合計35/50pt

RALEIGH(ラレー)のクロスバイク解説

RALEIGH(ラレー)は1890年創業の英国ブランドで、日本ではアラヤ工業が正規製造・販売を担っています。伝統的なクロモリ技術と英国調のクラシックデザインを継承しながら、現代的な走行性能を備えたクロスバイクを展開しています。2025年時点での主力モデルは「RFL」「RFL-N」「RFT」「RFC」の4シリーズです。

評価はデザイン性8、ステータス性7、性能6、希少性7、コスパ7で合計35点。

RFL(Radford-Limited)はアルミフレームとフロント3段×リア8段のSHIMANO ALTUSを採用。700×28Cタイヤを装備し、軽快で扱いやすく、日常の移動や通勤・通学に適しています。フレームにはラック・フェンダー用のダボ穴を備え、拡張性も十分。重量は約11.5kgで、カラーはクラブグリーン、アガトブルーなど英国調の深みあるトーンが揃います。

RFL-Nは同じ設計思想をベースに、3×9段変速と油圧ディスクブレーキを採用。700×32Cタイヤで安定性を高め、全天候対応の万能モデルとして人気です。続くRFT(Radford Traditional)はダブルバテッドクロモリフレームと油圧ディスクブレーキを採用し、28Cタイヤによる軽快な走行感とクラシカルなルックスを両立。重量約12.9kg、税込96,800円です。

さらに上位のRFC(Radford Classic)は細身のクロモリチューブにフルメッキフォークを組み合わせた美しい設計。SHIMANO CLARISをフルセットで装備し、ツーリング的な快走性を追求します。価格は税込118,800円。いずれのモデルも、英国デザインと日本設計の精度を融合し、上質な走行感と耐久性を兼ね備えた“長く付き合えるクロスバイク”として完成度の高い仕上がりを見せています。

クロスバイクブランド格付けTier Bランクの特徴と魅力

Tier Bランクのクロスバイクは、「実用とお洒落とコスパのバランスが秀逸」という定義のもとに位置づけられる層です。過度なブランド志向や高級感ではなく、日常で“ちゃんと使える満足感”を重視するユーザーから圧倒的な支持を得ています。価格・性能・デザインのいずれも突出はしないものの、すべての要素が高水準でまとまっており、「この1台で何でもできる」完成度の高さが魅力です。

性能面では、フレーム設計や変速系に確かな安定感があり、通勤・通学・週末サイクリングのどれにも対応できる万能性を備えています。剛性や重量、快適性のバランスが良く、普段使いでも疲れにくい設計が多いのも特徴です。加えて、タイヤやブレーキといったコンポーネントも信頼性が高く、長く安心して乗れるのがBランクの強みです。

デザイン性も見逃せません。上位ランクのような高級志向ではないものの、シンプルで洗練されたルックスを持ち、カフェや街中でも自然に馴染みます。流行を追いすぎず、それでいて地味すぎない「ちょうど良さ」は、毎日の使用に耐える現実的な美しさです。

価格帯はおおよそ7万円〜12万円前後が中心で、品質に対して十分納得できるコストパフォーマンスを発揮します。つまりTier Bは、“見栄よりも実用”“価格よりも満足”を求める人に最適なゾーン。乗るたびに「これで十分」と感じられる、堅実で完成度の高いクロスバイクが集まるランクです。

2025年ロードバイクブランド格付けTier Bランクまとめ

Tier Bランクは、クロスバイクの世界で最も「現実的な理想形」といえる存在です。上位モデルほどの華やかさはなくとも、日々の移動から週末のサイクリングまで、どんなシーンにも自然に馴染む柔軟さを備えています。デザイン・性能・価格の三要素が高い次元で均衡しており、「ちょうどいい」を求めるユーザーにとって、最も安心して選べる領域です。

このランクに属するブランド群は、派手さではなく信頼で評価されるタイプです。見栄やトレンドを追うよりも、“乗るための道具”として誠実に作られたモデルが中心で、長期的に所有満足度が高いのが特徴です。また、メンテナンス性や拡張性にも優れ、ライトやフェンダー、キャリアなどの追加装備にも柔軟に対応します。

総じてTier Bは、「走る」「使う」「飾る」の三要素を過不足なく満たすクロスバイクの完成形です。無理にドヤらず、それでいて所有する喜びも感じられる──そんな“日常の相棒”を求める人にこそ、このランクは最もふさわしいと言えるでしょう。

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